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坂巻 哲也(研究員(COE))
研究テーマ
(1) タンザニア、マハレ山塊国立公園、M集団チンパンジーを対象とした、出会いの相互交渉、とくに服従的挨拶であるパントグラントに関する研究
(2) タンザニア、マハレ山塊国立公園、M集団とY集団のチンパンジーを対象とした、集団間関係および行動的多様性に関する研究
(3) タンザニア西部におけるヒガシチンパンジーの生息分布域に関する研究
E-mail: sakamaki@jinrui.zool.kyoto-u.ac.jp
論文リスト
- 坂巻哲也 (2005) 「野生チンパンジーの服従的発声行動、パントグラントの研究」 学位論文、京都大学
- Nishida T, Corp N, Hamai M, Hasegawa T, Hiraiwa-Hasegawa M, Hosaka K, Hunt KD, Itoh N, Kawanaka K, Matsumoto-Oda A, Mitani JC, Nakamura M, Norikoshi K, Sakamaki T, Turner L, Uehara S, Zamma K (2003) Demography, female life history, and reproductive profiles among the chimpanzees of Mahale. American Journal of Primatology 59: 99-121.
- Sakamaki T, Itoh N, Nishida T (2001) An attempted within-group infanticide in wild chimpanzees. Primates 42: 359-366.
- Itoh N, Sakamaki T, Hamisi M, Kitopeni R, Bunengwa M, Matumula M, Athumani K, Mwami M, Bunengwa H (1999) A new record of invasion by an unknown unit group into the center of M group territory. Pan Africa News 6: 8-10.
- Sakamaki T (1998) First record of algae-feeding by a female chimpanzee at Mahale. Pan Africa News 5: 1-3.
学会発表・発表抄録・その他出版物
- 坂巻哲也 (2005) 「チンパンジーの出会いの挨拶:パントグラントを受ける晴れ舞台」 『マハレ珍聞』 5:2.
- 坂巻哲也 (2005) 「チンパンジーの服従的挨拶、パントグラントは何故に大声となるか?」 『霊長類研究』 21: Supplement 23. (発表抄録)
- Sakamaki T (2004) How do female chimpanzees see the dominance relationship among males?: measured by pant-grunt vocalizations. In: African Great Apes: Evolution, Diversity and Conservation, Program & Abstracts. Kyoto University, Kyoto p. 28. (発表抄録)
- 坂巻哲也 「野生チンパンジーにおけるいくつかの身ぶりはどのような個体間の組み合わせで起こるか?」 第19回日本霊長類学会大会 宮城県仙台市 2003年6月
- 坂巻哲也 (2003) 「野生チンパンジーの社会生活における「アイサツ」行動とそのレパートリー」 『生態人類学会ニュースレター』 9: 8-9.
- 坂巻哲也 「野生チンパンジーの「大騒ぎ」の構造」 日本動物行動学会第21回大会 東京都 2002年11月
- 坂巻哲也 (2002) 「野生チンパンジーの長距離伝達コールとしての服従・威嚇相互行為」 『霊長類研究』 18: 420. (発表抄録)
- 坂巻哲也 (2001) 「チンパンジーの対面的相互行為における「無視」:「服従的アイサツ」の事例から」 『霊長類研究』 17: 167. (発表抄録)
- 坂巻哲也 (1999) 「チンパンジーの「あいさつ」行動−相互行為における参与者の行動の調整について」 『霊長類研究』 15: 401. (発表抄録)
- 中村美知夫、伊藤詞子、坂巻哲也 (1999) 「調査地紹介:マハレ山塊国立公園(タンザニア連合共和国)」、『霊長類研究』 15: 93-99.
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