山極寿一の研究業績:日本語で出版されたもの
原著論文
- 1.山極寿一, 1979. ニホンザル生体にみられる外形特徴について. 人類学雑誌 87(4): 483-498
- 山極寿一, 1988. ゴリラの生活様式に見られる地域差についてーヴィルンガ火山群とカフジ山の比較からー. アフリカ研究、33: 19-44
- 山極寿一、丸橋珠樹、浜田穣、湯本貴和、ムワンザ・ンドウンダ, 1988. ザイール国キブ州に生息する霊長類の現状と保護の必要性について. 霊長類研究、4:66ー82
- 山極寿一, 1993. 共存域におけるゴリラとチンパンジーの現状と保護. 霊長類研究, 9: 195-206.
- 山極寿一, 1994. クモザル亜科と類人猿の社会進化. 生物科学, 46(1): 34-46.
- 山極寿一, 1994. マウンテンゴリラと東ローランドゴリラの現状と保護. 霊長類研究, 10: 347-362.
- 山極寿一, 1996. 食物をめぐる競合と人類の進化ーゴリラとチンパンジーの食性の比較からー. 日本咀嚼学会誌, 6(1): 39-49.
- 山極寿一, 1997. ホミニゼーションと共生. 霊長類研究, 13: 117-120.
- 山極寿一, 1999. 食のホミニゼーション. 行動科学, 36: 25-31.
- 山極寿一, 2000. 「家族の起源:父性の創造」、精神保健(精神保健学会誌),45: 1-5.
- 山極寿一・下岡ゆき子, 2002. 霊長類の日遊動距離と遊動域の推定. 霊長類研究, 18: 326-333.
- 山極寿一・Basabose, AK, 2003. 異種の類人猿はどのようにして共存しているか:カフジ・ビエガ国立公園に同所的に生息するゴリラとチンパンジーの採食様式. 霊長類研究, 19: 3-15.
- 山極寿一, 2004. ヒガシローランドゴリラの現況と保護対策:カフジ・ビエガ国立公園での保護活動から. 霊長類研究, 20: 73-76.
- 山極寿一, 2005. 「子どもと暴力:ゴリラの子殺しに見る問題とその解決」、科学, 75 (4): 411-422.
- 山極寿一, 2006. 「ゴリラの人付け、人のゴリラ付け」、心理学評論, 49(3): 403-413.
総説
- 山極寿一, 1985. 野生ゴリラの社会ー対立と共存の歴史. 創造の世界、55: 68-100
- 山極寿一, 1985. マウンテンゴリラの社会構造と繁殖戦略. 遺伝、39(10): 29-34
- 山極寿一、1989. 執念の闘争. 大望、245: 12-15
- 山極寿一、1990. ゴリラが同性愛に走るのはなぜ? 別冊宝島119、新釈どうぶつ読本、pp. 138-148
- 山極寿一、1990. シンポジウム15:ゴリラの比較生態・社会学と保護. 「シンポジウムのまとめ」、霊長類研究、6: 136-140.
- 山極寿一、1991. ゴリラの社会構造と家族の起源. 遺伝、45(7): 45ー49.
- 山極寿一, 1992. 独立性と平等志向の社会ーマウンテンゴリラ. 週刊朝日百科「動物たちの地球」44. 哺乳類I. pp. 236-239.
- 山極寿一, 1992. 果実・昆虫食の低地ゴリラーニシローランドゴリラ、ヒガシローランドゴリラ. 週刊朝日百科「動物たちの地球」44. 哺乳類I. pp. 242-243.
- 山極寿一, 水口博也, 1993. 「クジラとゴリラの知恵くらべ」月刊現代, 27 (2): 310-319
- 山極寿一, 1993. 家族の起源ーゴリラからー. 科学朝日, 53 (2): 12-16.
- 山極寿一, 1993. 「ゴリラと人間の間で」 本, 18(8): 34-36.
- 山極寿一・水口博也, 1993. クジラとゴリラの知恵比べ。現代2月号、pp. 310-319.
- 山極寿一, 1993. 自然保護計画の現状と問題点ー森の国・ザイールの試み. 創造の世界, 88: 107-127.
- 大澤真幸・山極寿一, 1995. 家族の起源をさぐる(上)、「本」, 20(1): 33-41. 講談社.
- 大澤真幸・山極寿一, 1995. 家族の起源をさぐる(下)、「本」, 20(2): 47-53. 講談社.
- 山極寿一, 1995. 家族の起源をさぐる. CEL, 31: 27-29.
- 山極寿一, 1995. 類人猿の姿にみる「社会学的父性」の芽生え. Human Sexuality, 18: 42-47
- 山極寿一, 1995. 父性愛. 「発達心理学辞典」(岩田純一他編)、京都、ミネルヴァ書房、p.596.
- 山極寿一, 1995. ゴリラから見たヒト. なきごえ, 359: 4-5.
- 山極寿一, 1996. 直立歩行は舌からはじまった. 大航海, 9: 71-81.
- 山極寿一, 1996. 親ばなれ・子ばなれの動物行動学. 児童心理, 662: 987-992.
- 山極寿一, 1996. なぜ異国の女性が美人に見えるのかー旅の起源をめぐる霊長類学的考察ー. 大航海, 11: 66-72.
- 小林達雄・山極寿一, 1996. サルの考古学ーサルとヒトの間を探る. 大航海, 13: 113-127.
- 山極寿一, 1997. 食行為の社会化と人類の進化. AJICO NEWS & INFORMATION, 184: 9-16.
- 山極寿一, 1997. 「霊長目」. 世界絶滅動物図鑑1、学研、pp.20-21.
- 山極寿一, 1997. 「ショウジョウ科」. 世界絶滅動物図鑑4、学研、pp.24-27.
- 山極寿一, 1997. 家族という複雑系. 大航海, 16: 117-126.
- 山極寿一, 1997. ヒトの隣人. 季刊「生命誌」17: 13.
- 岸田秀・山極寿一, 1997. 父の起源:なぜ人類は父親を発明したのか.大航海, 19: 68-85.
- 山極寿一, 1998. サルや類人猿との比較から見た「人類」にとっての家族形成 Tradepia, 329: 16-19.
- 山極寿一, 1998. ゴリラの誤解. 言語, 27(9): 2-3.
- 山極寿一, 1998. ゴリラに探る父性の起源. すみとも、秋号:4-5.
- 山極寿一, 1998. 危機にある森の巨人たち. 「地球ファミリー」、エコソフィア、2:36.
- 山極寿一, 1998. 類人猿の行動と文化の多様性ー特集にあたってー 遺伝, 53(1): 13-14.
- 山極寿一, 1998. 類人猿の食と社会の可塑性. 遺伝, 53(1): 15-20.
- 山極寿一, 1999. 人間社会の由来. 科学, 69(4): 367-375.
- 船曳健夫・松沢哲郎・山極寿一, 1999. <座談会>人間はどこまで理解できたのかーヒトの文化・社会と類人猿の文化・社会. 科学, 69(4): 311-322.
- 山極寿一, 1999. 父親の起源ーサルの父性行動を考える. チャイルドヘルス, 2(10): 6-9.
- 梅棹忠夫・山極寿一, 1999. 21世紀の地球博物館ー地域と地球を考える. エコソフィア, 4: 43-52.
- 山極寿一, 1999. 類人猿とヒトは何が違うのか. AERA Mook『生物学がわかる』、pp. 118-123.
- 山極寿一, 1999. 家族を支える生物学的基礎. 中川淳編『家族論を学ぶ人のために』、世界思想社、pp. 40-41.
- 山極寿一, 2000. 霊長目オナガザル科. 『動物世界遺産レッド・データ・アニマルズNo. 6. アフリカ』講談社
- 山極寿一, 2000. 人間の社会と動物の社会はどこが違うのか? 大澤真幸編『社会学の知33』、新書館、pp. 24-29.
- 養老孟司・山極寿一, 2000. 類人猿からヒトの進化を探る. 日経サイエンス, 343: 132-137.
- 山極寿一, 2000. サル社会におけるリーダーの悩み. 刑政, 1292: 26-31.
- 山極寿一, 2000. アフリカの類人猿学:人類進化の源流を求めて. Monthly AFRICA, 40: 4-8.
- 山極寿一, 2000. サルになくてヒトにあるもの:なぜ教育は可能か. 大航海, 36: 104-110.
- 大澤真幸・山極寿一, 2000. 「暴力の起源」、特集『現代暴力論』、大航海、37: 52-74.
- 山極寿一, 2001. はじめに. 第3回シンポジウム「死の歴史と進化」、日本人類学会進化人類学分科会ニュースレター、No. 2: 1.
- 山極寿一, 2001. アフリカニストの霊長類学. アフリカ研究, 58: 27-36.
- 山極寿一・落合恵美子, 2001. 家族は人間の条件か? 特集「フェミニズムは終わったか?」 大航海, 39: 154-172.
- 山極寿一, 2001. インセスト回避が決める社会関係. 日本人類学会進化人類学分科会ニュースレター, 3: 5-11.
- 山極寿一, 2001. 「野生のゴリラと動物園のゴリラ」、どうぶつと動物園, 53(12): 8-13 (440-445).
- 山極寿一・佐伯啓思, 2002. 「貨幣/他者/演技」、大航海, 42: 152-173.
- 山極寿一, 2002. 「家族の由来をたずねて」、文藝春秋4月臨時増刊号『家族の絆』、pp. 190-191.
- 山極寿一, 2002. 「野生を見つめ続けた伊谷先生」、モンキー, 45(3): 15-16.
- 山極寿一, 2002. ダイアン・フォッシー著『霧のなかのゴリラ』平凡社ライブラリー版解説、pp. 447-453.
- 山極壽一, 2002. ごみと人間?「排泄の快楽を忘れた人間」、市民がつくるごみ読本C & G, 13: 13.廃棄物学会
- 山極壽一, 2002. ジャングルの歩き方?「その瞬間、森と一体になった気分を味わえる」森の手帖、創刊号、pp.20-23.
- 山極壽一, 2002. サルの仲間づくりにみる人間の姿、婦人之友, 96(6): 30-32.
- 山極壽一, 2002. 霊長類. 『情報学事典』, pp. 977-978. 弘文堂
- 山極壽一, 2002. 「家族の発生:その進化史的意義」日本人口学会編『人口大事典』、培風館、pp. 554-558.
- 山極壽一, 2002. ゴリラから学んだこと. 兵庫教育, 617: 17-21.
- 山極壽一, 2002. 動物行動学からみる霊長類の「攻撃性」. 理戦, 69: 25-35.
- 山極壽一, 2002. ジャングルの歩き方?「森の食卓には植物と動物の会話が飛び交っている」森の手帖、7: 22-25.
- 山極壽一, 2002. 「ニホンザル」、『京都府レッドデータ・ブック上』、京都府、p. 42.
- 山極壽一, 2002. サルは何を食べてヒトになったか:食の進化論. WEDGE, 14(9): 44-45.
- 山極寿一, 2002. 携帯電話が野生動物殺す 朝日新聞eメール時評(4月9日朝刊)
- 山極寿一, 2002. 虫と付き合える環境を 朝日新聞eメール時評(5月1日朝刊)
- 山極寿一, 2002. 山菜採りは人間の快楽 朝日新聞eメール時評(5月28日朝刊)
- 山極寿一, 2002. スポーツに熱狂する理由 朝日新聞eメール時評(6月18日朝刊)
- 山極寿一, 2002. メディア政治の落とし穴 朝日新聞eメール時評(7月4日朝刊)
- 山極寿一, 2002. お邪魔します、の気持ち 朝日新聞eメール時評(7月24日朝刊)
- 山極寿一, 2002. 隣人に襲われる時代に 朝日新聞eメール時評(9月17日朝刊)
- 山極寿一, 2002. 「憧れ」が学ぶ心促す 朝日新聞eメール時評(10月22日朝刊)
- 山極寿一, 2002. 会話やりとりする市場 朝日新聞eメール時評(11月7日朝刊)
- 山極寿一, 2002. 餌では釣れぬ猿ゴコロ 朝日新聞eメール時評(12月5日朝刊)
- 山極寿一, 2003. 節度なき審判は暴力だ 朝日新聞eメール時評(1月8日朝刊)
- 山極寿一, 2003. 「共に見る」ことの力 朝日新聞eメール時評(2月5日朝刊)
- 山極寿一, 2003. 散歩の営みが今、危機に 朝日新聞eメール時評(3月4日朝刊)
- 山極寿一, 2003. 他人受け入れる努力を 朝日新聞eメール時評(3月27日朝刊)
- 山極寿一, 2003. 「ゴリラの母性愛」、天上台風、創刊号、p 69.
- 山極寿一, 2003. 「ゴリラの社会から見た人類の進化」菅平夏季大学講演要旨、上小教育, 46: 86-128.
- 山極寿一, 2003. 「成熟とは優雅に生きること」、読売新聞夕刊(5月1日)
- 山極寿一, 2003. 「食卓の進化論」、鷲田清一編著『<食>は病んでいるか』、ウェッジ、pp. 157-173.
- 山極寿一, 2003. 野生ゴリラ、同じ体験の少年と「出会う」、朝日小学生新聞、2003年5月25日(日).
- 山極寿一・重松清, 2003. 「かえりみる父親?-ゴリラ対ゴジラ」、WORD, 26: 46-53.
- 山極寿一, 2003. エボラ出血熱で人間とゴリラが大量死. 理戦73: 96-105.
- 山極寿一, 2003. 「人間は動物になれる-アフリカの昔話読んでごらん」、朝日小学生新聞7月20日(日).
- 山極寿一, 2003. 文化では語れない男の歴史. ちくま9(390): 14-15.
- 山極寿一, 2003. ゴリラの子育て. 東山動物園友の会、No.70: 4-5.
- 山極寿一, 2003. 類人猿の眠りと人の眠り. (財)花王芸術・科学財団文理融合シンポジウム「社会の中の睡眠」、pp. 3-12, (財)花王芸術・科学財団.
- 松沢哲郎・山極寿一, 2003. 「ニホンザルのイモ洗い発見から50年」、エコソフィア, 12: 2-3.
- 河合雅雄・山極寿一・松沢哲郎、2003. 鼎談「霊長類「カルチャー」研究の源流をたどる」、エコソフィア, 12: 4-13.
- 山極寿一, 2003. 「鼎談を終えて」、エコソフィア, 12: 14.
- 山極寿一, 2003. 「家族における父親1.父という余分なもの」、人間学探究Vol.3, pp. 13-22、京都文教大学人間学研究所.
- 山極寿一, 2003. 「動物も顔で見わける」、朝日小学生新聞(11月9日).
- 浅香光代・山極寿一・糸井重里, 2004. 婦人公論井戸端会議「サルを知る」、婦人公論1月22日、1145: 148-153.
- 山極寿一, 2004. 「類人猿に学ぶ:身体で習得する平等社会」、朝日新聞、2004年1月17日朝刊.
- 山極寿一, 2004. 論考「隣人として「世界遺産種」に」、京都新聞、2004年2月20日朝刊.
- 山極寿一, 2004. 「考えたいサルの気持ち」、朝日小学生新聞(1月4日).
- 山極寿一, 2004. 「いきる日本の「知恵」」、朝日小学生新聞(2月29日).
- 山極寿一, 2004. 「身体の世紀」、世界思想, 31: 40-43.
- 山極寿一, 2004. 「21世紀は身体の時代」、成熟社会の生き方をめぐる議論2004「人と自然の関係を考える」、サントリー不易研究所
- 山極寿一, 2004. 「人間のコミュニケーションを見直す関西スクエア」、朝日21関西スクエア会報63: 3.
- 山極寿一, 2004. 「アフリカから人類と世界を見る発想を育てる:京都大学大学院理学研究科生物学専攻人類学講座」、アフリカ研究, supplement: 26-27.
- 山極寿一, 2004. 「豊かな自然を敬いながら都市生活を謳歌する人々」、世界の動き、681(2004年6月号): 12-13.
- 山極寿一, 2004. 「生物の歴史をたどる」、朝日小学生新聞(4月24日)
- 山極寿一, 2004. 「人類の起源をめぐる新しい議論」、大航海, 51: 10-11.
- 山極寿一, 2004. 「類人猿に学ぶこころの起源」、『京都文化会議2003 地球化時代のこころを求めて』、京都文化会議組織委員会、pp. 85-87.
- 山極寿一, 2004. 「ゴリラに負けない「気迫」」、朝日小学生新聞(6月19日)
- 山極寿一, 2004. 「ドラミングの誤解」、潮音風声(読売新聞夕刊、7月1日)。
- 山極寿一, 2004. 「父親という文化」、潮音風声(読売新聞夕刊、7月2日)。
- 山極寿一, 2004. 「遊びのルール」、潮音風声(読売新聞夕刊、7月5日)
- 山極寿一, 2004. 「勝者つくらぬ闘い」、潮音風声(読売新聞夕刊、7月6日)
- 山極寿一, 2004. 「他種と共存する社会」、潮音風声(読売新聞夕刊、7月7日)
- 山極寿一, 2004. ヒガシローランドゴリラの現況と保護対策:カフジ・ビエガ国立公園での保護活動から. 霊長類研究, 20: 73-76.
- 山極寿一, 2004. 類人猿のフィールド研究から分かること。国立科学博物館ニュース, 424: 5-6.
- 山極寿一, 2004. 衰える「探る能力」、朝日新聞夕刊(7月24日)
- 山極寿一, 2004. 住民の視点で考える野生動物との共存のあり方-中央アフリカの現場からー 野生生物保全論研究会会報, 38: 4-12.
- 山極寿一・新宮一成, 2004. 人類の起源と幼児期、特集「言語と人類の起源」、大航海, 52: 28-51.
- 山極寿一, 2004. 「五感と社会性」、第48回プリマーテス研究会「サルとヒトの感覚」セッション3コメント、平成15年度(財)日本モンキーセンター年報、pp. 33-34.
- 山極寿一, 2004. 「人間性と生物多様性を問い直す」、季刊民族学110: 73.
- 山極寿一, 2004. 「動物の目」でながめる. 朝日小学生新聞(8月14日)
- 山極寿一, 2004. ゴリラと友だちになれる. 朝日小学生新聞(11月27日)
- 山極寿一 2004. 「言語の起源と人間性」、理, No. 2,3: 2-3.
- 山極寿一, 2004. 「おおきなひとのための「ぼくゴリラ」」、絵本のたのしみ、月刊「ちいさなかがくのとも」2005年1月号(34号)折り込み付録、福音館書店
- 山極寿一, 2005. 「子どもと暴力:ゴリラの子殺しに見る問題とその解決」、科学, 75 (4): 411-422.
- 山極寿一, 2005. 「人生設計の不思議」、朝日21関西スクエア会報, 73: 5.
- 山極寿一, 2005. 「ゴリラと父親」、後藤繁雄対談『五感の友』、リトル・モア、pp. 327-332.
- 山極寿一, 2004. 「身体の世紀」、世界思想, 31: 40-43.
- 山極寿一, 2004. 「21世紀は身体の時代」、成熟社会の生き方をめぐる議論2004「人と自然の関係を考える」、サントリー不易研究所
- 山極寿一, 2004. 「人間のコミュニケーションを見直す関西スクエア」、朝日21関西スクエア会報63: 3.
- 山極寿一, 2004. 「アフリカから人類と世界を見る発想を育てる:京都大学大学院理学研究科生物学専攻人類学講座」、アフリカ研究, supplement: 26-27.
- 山極寿一, 2004. 「豊かな自然を敬いながら都市生活を謳歌する人々」、世界の動き、681(2004年6月号): 12-13.
- 山極寿一, 2004. 「人類の起源をめぐる新しい議論」、大航海, 51: 10-11.
- 山極寿一, 2004. 「類人猿に学ぶこころの起源」、『京都文化会議2003 地球化時代のこころを求めて』、京都文化会議組織委員会、pp. 85-87.
- 山極寿一, 2004. 類人猿のフィールド研究から分かること。国立科学博物館ニュース, 424: 5-6.
- 山極寿一, 2004. 住民の視点で考える野生動物との共存のあり方-中央アフリカの現場からー 野生生物保全論研究会会報, 38: 4-12.
- 山極寿一・新宮一成, 2004. 人類の起源と幼児期、特集「言語と人類の起源」、大航海, 52: 28-51.
- 山極寿一, 2004. 「五感と社会性」、第48回プリマーテス研究会「サルとヒトの感覚」セッション3コメント、平成15年度(財)日本モンキーセンター年報、pp. 33-34.
- 山極寿一, 2004. 「人間性と生物多様性を問い直す」、季刊民族学110: 73.
- 山極寿一 2004. 「言語の起源と人間性」、理, No. 2,3: 2-3.
- 山極寿一, 2005. 「人生設計の不思議」、朝日21関西スクエア会報, 73: 5.
- 山極寿一, 2005. 「ゴリラと父親」、後藤繁雄対談『五感の友』、リトル・モア、pp. 327-332.
- 小長谷有紀・松林公蔵・山極寿一・山田勇・横山俊夫, 2005. 「自然観と世界観:モンゴルの食にまつわる儀礼から知るもう一つの科学」、科学, 75(5): 660-672.
- 山極寿一, 2005. 「コミュニケーションと認知世界の変化と進化」、『成熟社会の生き方をめぐる議論2005: 子どもと子どもを取り巻く社会』、サントリー次世代研究所、pp. 40-42.
- 山極寿一, 2005. 「ゴリラ動物記」、UP, 392(6): 6-11.
- 山極寿一, 2005. 「進化がもたらしたこころの病」、京都文化会議2004地球か時代のこころを求めて、pp. 133-134. 京都文化会議組織委員会
- 山極寿一, 2005. 「霊長類の生活史から見た日本の少子高齢化」、少子高齢化に伴う課題の研究会、(財)関西社会経済研究所、pp. 15-35.
- 山極寿一, 2005. 「単独行の由来を探る:中央アフリカでゴリラを追って」、岳人, 699: 30-34.
- 山極寿一, 2005. 「野生のゴリラと野生の子ども」、チャイルド・サイエンス, 1(2): 10-17.
- 山極寿一, 2005. 「ゴリラ・ウォッチング」、野鳥, 691: 25.
- 山極寿一, 2005. 「人類学、アフリカ学への誘いー伊谷純一郎『ゴリラとピグミーの森』、文藝春秋特別版(11月臨時増刊)「1冊の本が人生を変える」、pp.100-101.
- 山極寿一, 2005. 「本とフィールドワーク」、本の風ニュース、2005年10月第10号。
- 山極寿一, 2005. 「ゴリラ学の座標軸」、学際, 16: 106-109.
- 山極寿一, 2005. 「ゴリラのすむ村」、青淵, 681: 14-16.
- 山極寿一, 2005. 「人生設計の不思議」、弘報, 171: 3-4.
- 山極寿一, 2006. 野生生物の今を読む「映画『キングコング』」、野生生物保全論研究会会報, 44: 3.
- 松沢哲郎・山極寿一, 2006. 「類人猿から僕らは何を学んできたか? 青春編」、WORD, 59: 387-393.
- 山極寿一, 2006. 「野生のゴリラの真実と誤解」、野生生物保全論研究会会報, 46: 10-13.
- 山極寿一, 2006. 「ゴリラの育児と家族の起源」、第13回母乳育児シンポジウム記録集、pp. 24-43. 日本母乳の会
- 山極寿一, 2006.「霊長類の眠り、人間の眠り」、月刊みんぱく2006年10月号、p.4.
- 山極寿一, 2006. 「集団遍歴をする人間」、青淵, 692: 5-6.
- 山極寿一, 2006. 「霊長類学から見た人間の少子化」、月刊石垣, 26巻9号(319): 22-23
- 山極寿一, 2006. 「ゴリラの夫婦と人間の夫婦」、文藝春秋特別版「ああ、結婚! ああ、夫婦!」、文藝春秋2月臨時増刊、第85巻,2号, pp. 36-37.
- 山極寿一, 2007. 「人間にとって旅とは何か」、まほら, 50, 1-7.
- 大澤真幸・野家啓一・山極寿一, 2007. 「いま、なぜ「ヒトの科学」か」、図書, 694: 2-12.
- 山極寿一・坂田明, 2007. 「ヒトはなぜいじめるのか?」、公研, 522: 22-38.
- 山極寿一, 2007. 「あつれき問題の深層?ラーマン・スクマール博士と対談して?」、野生生物保全論研究会会報, 48: 11-13.
- 山極寿一, 2007. 「言葉のないコミュニケーション」、『成熟社会の生き方をめぐる議論2007』, サントリー次世代研究所, pp. 23-25.
- 山極寿一, 2007. 「日本の霊長類学を創った人々」、特集「近代日本の学者101」、大航海 No. 64, pp. 146-150.
- 山極寿一, 2007. 「巻頭言」、霊長類研究, 23(2): 59-60.
- 山極寿一, 2007. 「人類学関連学会協議会合同シンポジウム「人間=ヒトの謎をめぐって」」、霊長類研究, 23(2): 126-128.
- 山極寿一, 2008. 「アフリカのエコツーリズムによる保護活動」、Milsil, 2: 6-8.
- 山極寿一, 2008. 「二重腰」、京都大学人文科学研究所文明と言語研究班編『難波鉦−松之部 抄』、pp. 38-41, 京都大学人文科学研究所
- 白幡洋三郎・鷲田清一・奥野卓司・山極寿一・小長谷有紀, 2008. 「おだやかで、明るく、面白く生きられる社会のために」、サントリー次世代研究所編『成熟社会の生き方をめぐる議論2008<最終章>』、サントリー次世代研究所
- 山極寿一, 2008. 「少子高齢化社会の行方」、Kei, 79: 巻頭言
- 鷲田清一・山極寿一, 2008. 「関係づくりの進化論」、特集ヒト、えるふ, 22: 3-9.
- 山極寿一, 2008. 「食というコミュニケーション」、大航海, 67: 12-13.
- 山極寿一, 2008. 「あとがき−2」、高槻成紀・山極寿一(編)『日本の哺乳類学2.中大型哺乳類・霊長類』、pp. 456-458. 東京大学出版会.
- 伊谷原一・松沢哲郎・松林公蔵・山極寿一, 2008. 「フィールドワーク60年の伝統−"子捨て"に始まり"山"を見つける−」、科学, 78(6): 635-642.
- 酒井章子・佐藤廉也・竹田晋也・山越言・山極寿一, 2008. 「フィールドと研究のはざまで−生物多様性を理解するとは、どういうことか?」、エコソフィア, 20: 66-79.
- 山極寿一, 2008. 「人間にとって教育とは何か−教育の起源についての進化論的検討」、総合人間学会編『自然と人間の破壊に抗して』、学分社、pp. 80-92.伊谷原一・松沢哲郎・松林公蔵・山極寿一, 2008. 「霊長類学60周年にあたって(下)」、科学, 78(7): 789-795.
- 山極寿一, 2008. 「暴力の神話」、月刊新潮8月号、pp. 174-175. 山極寿一, 2008. 巻頭言. 霊長類研究, 24: 1-2.
- 山極寿一, 2008. 「ヒトはなぜ、共感するのか」、REPORT(情報労連レポート), 317: 16-17.
- 山極寿一, 2008. 「暴力の由来」、青淵, 715: 3-4.
- 山極寿一, 2008. 「地域主導型保全(community-based conservation)」、野生生物保全論研究会編『野生生物保全事典』、pp. 87-89.
- 山極寿一, 2008. 「エンリッチメント」、野生生物保全論研究会編『野生生物保全事典』、pp. 130-132.
- 山極寿一, 2008. 「ブッシュミート」、野生生物保全論研究会編『野生生物保全事典』、pp. 157-159.
- 山極寿一, 2009. 「ゴリラの怒り」、潮, 599: 54-56.
- 山極寿一, 2008.「巻頭言」、霊長類研究, 24: 45-46.
- 山極寿一, 2009. 「ヒトとゴリラの相違−トイレや食事作法に見る−」、電通報(2月9日)、p. 8.
- 山極寿一, 2009. 「ヒトの自立は兄弟と食事が決め手」、プレジデントファミリー第4巻4号, pp. 118-119.
- 山極寿一, 2009. 「生物の多様な世界を読み解く、目と手と足−霊長類学を中心に」 京都大学グローバルCOEプログラム編『生き物たちのつづれ織り第一巻』、pp. 1-18.
- 山極寿一, 2009. Book談義9 西田利貞著「チンパンジーの社会」をめぐって、コメント7「人間を超えた思考の世界」、環境と健康, 22(1): 114-116.
- 山極寿一, 2009. 「日本の霊長類学:歴史と展望」、霊長類研究 24: 183-186.
- 山極寿一, 2009. 「ゴリラをめぐる動物観の変遷と保護活動」、ヒトと動物の関係学会誌, 23: 9-15.
- 山極寿一, 2010.「ヒト科霊長類の進化と社会生態学的多様性」、学術の動向, 15(3): 82-90.
- 山極寿一, 2010. 「暴力の起源」、臨床精神病理, 31(1) : 3-5.
- 若生謙二・山極寿一・伊谷原一・山越言・池谷和信, 2009. 「野生動物の生息地域に暮らす人々の動物観」、関西シンポジウム2008 総合自由討論、ヒトと動物の関係学会誌, 23: 34-47.
- 山極寿一, 2010. 「人間の社会に共感と道徳はなぜ進化したか」、ひょうご経済, 106 : 30-34.
- 山極寿一, 2010. 「社会の由来とこころの進化」、こころの未来, 41 : 36-42.
- 山極寿一, 2010. 「ゴリラの単雄群と複雄群に見られる対等性と社会の可塑性」、人間文化, 27 : 6-8.
- 山極寿一, 2010. 「「利他」という進化」、特集「人間の条件」、MOKU, 222 : 62-69.
- 山極寿一, 2010. 「日本のサル学と保護管理」、季刊環境研究, 158 : 43-55.
- 山極寿一, 2011. 「暴力の由来」、日本ユング心理学会編『魂と暴力』、創元社、pp. 11-39.
- 山極寿一, 2011, 「「生態史」という世界を読み解く視座」、『梅棹忠夫―知的先覚者の軌跡』、国立民族学博物館、pp. 52-54.
- 山極寿一, 2011. 「共感の由来と未来」、アステイオン, 74 : 177-186.
- 山極寿一, 2011. 「共感社会の光と影―ゴリラと人間の比較から考える」、第28回2010年比叡会議報告書『21世紀に求められる文明とは何か その1/部分と全体』、pp.34-43.
- 山極寿一, 2012. 「ゴリラはどうやって共同体崩壊の危機に対処するか」、Biocity, 50 : 44-47.
- 山極寿一, 2012. 「ゴリラにみる人類の由来と未来(前編)―言葉を用いないコミュニケーション」、臨床作業療法, 9(3): 222-228.
- 山極寿一, 2012. 「ゴリラにみる人類の由来と未来(後編)―人間社会の基本とは」、臨床作業療法, 9(4): 334-340.
- 山極寿一, 2012. 「食べるということ―ヒトを人にする食文化」、大阪保険医雑誌, 553: 4-11.
- 山極寿一, 2012. 「人間[ヒト]」、現代社会学事典、弘文堂、p. 991.
- 山極寿一, 2012. 「動物社会学」、現代社会学事典、弘文堂、p. 941.
- 山極寿一, 2012. 「テリトリ−」、現代社会学事典、弘文堂、p. 915.
- 山極寿一, 2012. 「家族の起源[霊長類学]」、現代社会学事典、弘文堂、p. 185.
- 山極寿一, 2012. 「父」、現代社会学事典、弘文堂、p. 879.
- 山極寿一, 2012. 「棲み分け」、現代社会学事典、弘文堂、p. 729.
- 山極寿一, 2012. 「ホモ・サピエンス」、現代社会学事典、弘文堂、p. 1186.
- 山極寿一, 2012. 「伊谷純一郎」、現代社会学事典、弘文堂、p. 51.
- 山極寿一, 2012. 「今西錦司」、現代社会学事典、弘文堂、p. 68.
- 山極寿一, 2012. 「脳の大きさと数」、月刊みんぱく, 421: 8-9.
- 山極寿一, 2012. 「アフリカニストにとって生物学とは何か」、アフリカ研究, 81 : 59-60.
- 山極寿一, 2013. 「「資源をめぐる葛藤の進化史的背景」、日本人類学会進化人類学分科会ニュースレター、29: 4-7.
著書
- 山極寿一, 1983. 『森の巨人』. 歩書房、京都
- 山極寿一, 1984. 『ゴリラー森に輝く白銀の背ー』. 平凡社
- 山極寿一, 1986. 「ヤクザルの社会構造と繁殖戦略」. 『屋久島の野生ニホンザル10動物、その適応戦略と社会』(丸橋珠樹、古市剛史と共著)、東海大学出版会: 60-125
- 山極寿一, 1987. 「身体共鳴のコミュニケーション」他. 『アフリカ人間読本』、米山俊直編、河出書房新社、pp. 88ー89他
- 山極寿一、「家族起源論へ向けてーゴリラモデルの検証ー」、江原昭善編『サルはどこまで人間か』、小学館、東京 pp. 287-301
- 山極寿一、「父親の起源ーゴリラ社会の父親像からー」、西田利貞・伊澤紘生・加納隆至編『サルの文化誌』、平凡社、pp. 169-192.
- 山極寿一, 1992. 「サルに父親はいるか」他、京都大学霊長類研究所編『サル学なんでも小事典』、講談社、pp. 81-85他.
- 山極寿一、1992. 「ゴリラ(多種類の雑食性/雌が嫁入り/優しいリーダー雄/雄の同性愛/ 特異な平等志向)、河合雅雄編『進化の隣人』、毎日新聞社, pp. 60-69.
- 山極寿一, 1993. 「ゴリラの視覚コミュニケーションー他者を見ることの社会学的意味ー」、三上章允編『視覚の進化と脳』、朝倉書店, pp. 205-224.
- 山極寿一, 1993. 「視線と性」. 『性の民族誌』須藤建一・杉山敬志編、人文書院、pp. 295-324.
- 山極寿一, 1993. 『ゴリラとヒトの間』、講談社現代新書.
- 山極寿一, 1994. 『家族の起源ー父性の登場』、東京大学出版会
- 山極寿一, 1994. 『食の進化論ーサルはなにを食べてヒトになったか』、女子栄養大学出版部
- 山極寿一・伏原納知子, 1994. 『ヤクシマザルを追って(西部林道観察ガイド)』、あこんき塾.
- 山極寿一, 1995. 「サタンの水ー中央アフリカ・キブ湖畔の酒ー.」、山本紀夫・吉田集而編著『酒づくりの民族誌』、八坂書房、pp. 91-99.
- 山極寿一, 1995. 「付き合いの美学ーマウンテンゴリラー」、地球の声のネットワーク・ナスカ・アイ編『いま、野生動物たちは』、MARUZEN BOOKS, pp. 73-75.
- 松園万亀雄・須藤建一・菅原和孝・栗田博之・棚橋訓・山極寿一, 1996. 『性と出会う』、講談社
- 山極寿一, 1996. 『ゴリラの森に暮らすーアフリカの豊かな自然と知恵ー』. NTT出版.
- 山極寿一, 1996. 「エコ・ツーリズムへー自然との共生を求めて」. 山下晋司編『観光人類学』、新曜社、pp. 197-205.
- 山極寿一, 1997. 「ヒトはいつから人間であったのか」、『岩波講座文化人類学』第1巻「新たな人間の発見」pp.31-60.
- 山極寿一, 1997. 「サルからヒトへー父性の登場ー」、『男と女のかんけい学』、学文社、pp.41-78.
- 山極寿一, 1997. 『父という余分なもの』、新書館
- 山極寿一, 1998. 『ゴリラ雑学ノート』. ダイヤモンド社
- 山極寿一, 1998. 「家族の自然誌ー初期人類の父親像ー」. シリーズ比較家族第II期、第2巻、比較家族史学会監修、??柳晴夫・山本正和・若尾祐司編『父親と家族』、早稲田大学出版部、pp. 3-41.
- 山極寿一, 1999. 『ジャングルで学んだこと:ゴリラとヒトの父親修行』、フレーベル館
- 高畑由起夫・山極寿一編, 2000. 『ニホンザルの自然社会:エコミュージアムとしての屋久島』、京都大学学術出版会。
- 山極寿一, 2000. 「ゴリラと人の共存の道を探る」. 「少年ケニアの友」東京支部編『アフリカを知る』、スリーエーネットワーク、PP.148-161.
- 山極寿一, 2000. ゴリラの父系コミュニティー:子殺しの有無をめぐって.杉山幸丸編著「霊長類生態学」、京都大学学術出版会、pp. 385-404.
- 山極寿一, 2001. 「霊長類の眠りー定点の眠りから移動の眠り」. 吉田集而編『眠りの文化論』、平凡社, pp. 43-65.
- 山極寿一, 2001. 「動物と人間の接点??ゴリラの心をフィールド・ワークする」、関西学院大学キリスト教と文化研究センター編『生命科学と倫理:21世紀のいのちを考える』、関西学院大学出版会、pp. 63-93.
- 山極寿一, 2001. 「サルの同性愛論」、西田利貞編『ホミニゼーション』、京都大学学術出版会, pp. 149-222.
- 山極寿一, 2001. 「誰もやっていないことをやってみよう」、「東大小児科だより」編『子どもの頃、本当はこんなことを考えていた』、PHP, pp. 104-139.
- 山極寿一, 2001. 「インセスト回避がもたらす社会関係」、川田順造編『近親性交とそのタブー』、藤原書店、pp. 57-85.
- 山極壽一, 2002. 『ゴリラとあかいぼうし』、福音館書店
- 山極寿一, 2003. 「未熟がつくった人間の社会性」、白幡洋三郎監修、サントリー不易流行研究所編『大人にならずに成熟する法』、中央公論新社、pp. 156-181.
- 山極寿一, 2003. 『オトコの進化論-男らしさの起源を求めて』、ちくま新書.
- 山極寿一, 2003. 「ゴリラのエコ・ツーリズム」、古川彰・松田素二編『観光と環境の社会学』、新曜社、pp. 243-245.
- 山極寿一, 2003. 「類人猿の共存とコミュニティの進化」、西田正規・北村光二・山極寿一編『人間性の起源と進化』、昭和堂、pp. 172-202.
- 山極寿一, 2003. 「内戦下の自然破壊と地域社会-中部アフリカにおける大型類人猿のブッシュミート取引とNGOの保護活動-」、池谷和信編『地球環境問題の人類学』、世界思想社、pp. 251-280.
- 山極寿一, 2005. 「霊長類の食生活と進化」、上野川修一・田之倉優編『食品の科学』、pp. 10-16、東京化学同人
- 山極寿一, 2005. 『ゴリラ』、東京大学出版会
- 山極寿一, 2006. 「「学びの島」歴史と未来」、大澤雅彦・田川日出夫・山極寿一編『世界遺産屋久島?亜熱帯の自然と生態系?』、朝倉書店
- 山極寿一, 2006. 『サルと歩いた屋久島』、山と渓谷社
- 山極寿一, 2006. 「ゴリラのフィールド遺伝学」、竹中修企画、竹中晃子・渡邊邦夫・村山美穂編『遺伝子の窓から見た動物たち:フィールドと実験室をつないで』、京都大学学術出版会、pp. 267-280.
- 伏木亨・山極寿一, 2006. 『いま食べることを問う』、人間選書285、農文協
- 山極寿一, 2007. 「アフリカに森の学校を―自然保護と地域振興のはざまにあるエコツーリズム」、山下晋司編『観光文化学』、新曜社, pp. 117-183.
- 山極寿一, 2007. 編著『ヒトはどのようにしてつくられたか』、岩波書店
- 山極寿一, 2007. 『暴力はどこからきたか―人間性の起源を探る』、NHKブックス
- 山極寿一・津和典子・松岡悦子・小長谷有紀, 2008. 「家族のデザイン」、小長谷有紀編『家族のデザイン』、東信堂、pp.165-207.
- 山極寿一, 2007. 「環境変動と人類の起源」、池谷和信・佐藤廉也・武内進一編『朝倉世界地理講座−大地と人間の物語―11.アフリカI』、pp. 51-68.朝倉書店
- 山極寿一, 2008. 「眠りの進化論」、高田公理・堀忠雄・重田真義編『睡眠文化を学ぶ人のために』、世界思想社、pp. 162-163.
- 山極寿一, 2008. 「サタンの水−中央アフリカ・キブ湖畔の酒−」、山本紀夫編著『酒づくりの民族誌』、八坂書房、pp. 84-91.
- 山極寿一, 2008. 「人間にとって教育とは何か−教育の起源についての進化論的検討」、総合人間学会編『自然と人間の破壊に抗して』、学分社、pp. 80-92.
- 高槻成紀・山極寿一(編), 2008. 『日本の哺乳類学2.中大型哺乳類・霊長類』、東京大学出版会
- 山極寿一, 2008. 「日本の霊長類−ニホンザル研究の歴史と展望」、高槻成紀・山極寿一(編)『日本の哺乳類学2.中大型哺乳類・霊長類』、pp. 29-49. 東京大学出版会.
- 山極寿一, 2008. 『人類進化論−霊長類学からの展開−』、裳華房
- 山極寿一, 2008. 「野生動物とヒトとの関わりの現代史−霊長類学が変えた動物観と人間観」、林良博・森裕司・秋篠宮文仁・池谷和信・奥野卓司編『ヒトと動物の関係学第4巻 野生と環境』、岩波書店、pp.69-88.
- 山極寿一, 2008. 「ゴリラ図鑑」、ぶんけい
- 山極寿一, 2009. 「ゴリラ・<こころ>・人」、京都文化会議記念出版委員会・川添信介・高橋康夫・吉澤健吉編『こころの謎 kokoroの未来』、京都大学学術出版会、pp. 156-183.
- 小長谷有紀・山極寿一(編), 2010. 「日高敏隆の口説き文句」、岩波書店
- 山極寿一, 2010. 「戦争の起源」、総合人間学会編『戦争を総合人間学から考える』、学文社, pp. 5-19.
- 山極寿一, 2010. 「霊長類における父親行動というアロマザリング」、根ケ山光一・柏木恵子編『ヒトの子育ての進化と文化』、有斐閣、pp. 53-54.
- 山極寿一, 2010. 「ゴリラに学ぶ子育ての深い意味」、The保育101の提言Vol. 3, pp.72-77. フレーベル館
- 山極寿一, 2011. 「負の遺産への責任」、京都水族館(仮称)と梅小路公園の未来を考える会編『京都に海の水族館? 市民不在のまちづくり計画』、かもがわブックレット、pp.44-45.
- 中村桂子・山極寿一・佐野春仁・西村仁志, 2011. 「いのちと環境から考える」、京都水族館(仮称)と梅小路公園の未来を考える会編『京都に海の水族館? 市民不在のまちづくり計画』、かもがわブックレット、pp.18-24.
- 山極寿一・平野啓子・中野正明・青木新門・高田公理, 2011. 「往生―死をめぐる共生」、高田公理編『ともいきがたり』、創元社、pp.132-152.
- 山極寿一, 2011. 「ゴリラの森から見た戦争と環境」、京都家庭文庫地域文庫連絡会編『きみには関係ないことか』、かもがわ出版、p. 102.
- 山極寿一, 2011. 「コミュニケーションとは何か〜サルから知る、人の身体と心〜」、知デリBOOK Vol 1−5つの知の対話集―、アート&テクノロジー知術研究プロジェクト2006−2008、pp.7-50.
- 山極寿一, 2011. 『ヒトの心と社会の由来を探る〜霊長類学から見る共感と道徳の進化〜』、高等研選書?、財団法人国際高等研究所
- やまぎわじゅいち・あべ弘士, 2011. 「ゴリラとあそんだよ」、福音館
- 山極寿一, 2011. 「ゴリラと野生生物の復活劇」、吉田昌夫・白石荘一郎編『ウガンダを知るための53章』、明石書店、pp. 29-33.
- 山極寿一, 2012. 「ヒトはどのようにしてアフリカを出たのか? ヒト科生態進化のルビコン」、印東道子編『人類大移動―アフリカからイースター島へ』、朝日選書、pp. 219-243.
- 山極寿一, 2012. 「サルの名付けと個体識別」、横山俊夫編『ことばの力―あらたな文明を求めて』、京都大学学術出版会、pp.269-288.
- 山極寿一・阿部知暁, 2012. 『ゴリラが胸をたたくわけ』、月刊たくさんのふしぎ、第325号、福音館書店
- 山極寿一, 2012. 「ヒトの脳の進化の舞台裏」、カール・ジンマー著。長谷川真理子監修『進化―生命のたどる道』、岩波書店、pp. 397-398.
- 山極寿一, 2012. 『家族進化論』、東京大学出版会
- 山極寿一, 2012. 『ゴリラは語る』、15歳の寺子屋、講談社
- 山極寿一, 2012. 「ヒトはいつから火を使いはじめたのか―人間の生活史からみた調理の起源」、朝倉敏夫編『火と食』、食の文化フォーラム30、pp. 20-43.
- 山極寿一, 2012. 『野生のゴリラと再会する―26年前のわたしを覚えていたタイタスの物語』、くもん出版
- 中川尚史・友永雅己・山極寿一, 2012. 『日本のサル学のあした―霊長類研究という「人間学の可能性」』、京都通信社