山極寿一の研究業績:日本語で出版されたもの

原著論文

  1. 1.山極寿一, 1979. ニホンザル生体にみられる外形特徴について. 人類学雑誌 87(4): 483-498
  2. 山極寿一, 1988. ゴリラの生活様式に見られる地域差についてーヴィルンガ火山群とカフジ山の比較からー. アフリカ研究、33: 19-44
  3. 山極寿一、丸橋珠樹、浜田穣、湯本貴和、ムワンザ・ンドウンダ, 1988. ザイール国キブ州に生息する霊長類の現状と保護の必要性について. 霊長類研究、4:66ー82
  4. 山極寿一, 1993. 共存域におけるゴリラとチンパンジーの現状と保護. 霊長類研究, 9: 195-206.
  5. 山極寿一, 1994. クモザル亜科と類人猿の社会進化. 生物科学, 46(1): 34-46.
  6. 山極寿一, 1994. マウンテンゴリラと東ローランドゴリラの現状と保護. 霊長類研究, 10: 347-362.
  7. 山極寿一, 1996. 食物をめぐる競合と人類の進化ーゴリラとチンパンジーの食性の比較からー. 日本咀嚼学会誌, 6(1): 39-49.
  8. 山極寿一, 1997. ホミニゼーションと共生. 霊長類研究, 13: 117-120.
  9. 山極寿一, 1999. 食のホミニゼーション. 行動科学, 36: 25-31.
  10. 山極寿一, 2000. 「家族の起源:父性の創造」、精神保健(精神保健学会誌),45: 1-5.
  11. 山極寿一・下岡ゆき子, 2002. 霊長類の日遊動距離と遊動域の推定. 霊長類研究, 18: 326-333.
  12. 山極寿一・Basabose, AK, 2003. 異種の類人猿はどのようにして共存しているか:カフジ・ビエガ国立公園に同所的に生息するゴリラとチンパンジーの採食様式. 霊長類研究, 19: 3-15.
  13. 山極寿一, 2004. ヒガシローランドゴリラの現況と保護対策:カフジ・ビエガ国立公園での保護活動から. 霊長類研究, 20: 73-76.
  14. 山極寿一, 2005. 「子どもと暴力:ゴリラの子殺しに見る問題とその解決」、科学, 75 (4): 411-422.
  15. 山極寿一, 2006. 「ゴリラの人付け、人のゴリラ付け」、心理学評論, 49(3): 403-413.

総説

  1. 山極寿一, 1985. 野生ゴリラの社会ー対立と共存の歴史. 創造の世界、55: 68-100
  2. 山極寿一, 1985. マウンテンゴリラの社会構造と繁殖戦略. 遺伝、39(10): 29-34
  3. 山極寿一、1989. 執念の闘争. 大望、245: 12-15
  4. 山極寿一、1990. ゴリラが同性愛に走るのはなぜ? 別冊宝島119、新釈どうぶつ読本、pp. 138-148
  5. 山極寿一、1990. シンポジウム15:ゴリラの比較生態・社会学と保護. 「シンポジウムのまとめ」、霊長類研究、6: 136-140.
  6. 山極寿一、1991. ゴリラの社会構造と家族の起源. 遺伝、45(7): 45ー49.
  7. 山極寿一, 1992. 独立性と平等志向の社会ーマウンテンゴリラ. 週刊朝日百科「動物たちの地球」44. 哺乳類I. pp. 236-239.
  8. 山極寿一, 1992. 果実・昆虫食の低地ゴリラーニシローランドゴリラ、ヒガシローランドゴリラ. 週刊朝日百科「動物たちの地球」44. 哺乳類I. pp. 242-243.
  9. 山極寿一, 水口博也, 1993. 「クジラとゴリラの知恵くらべ」月刊現代, 27 (2): 310-319
  10. 山極寿一, 1993. 家族の起源ーゴリラからー. 科学朝日, 53 (2): 12-16.
  11. 山極寿一, 1993. 「ゴリラと人間の間で」 本, 18(8): 34-36.
  12. 山極寿一・水口博也, 1993. クジラとゴリラの知恵比べ。現代2月号、pp. 310-319.
  13. 山極寿一, 1993. 自然保護計画の現状と問題点ー森の国・ザイールの試み. 創造の世界, 88: 107-127.
  14. 大澤真幸・山極寿一, 1995. 家族の起源をさぐる(上)、「本」, 20(1): 33-41. 講談社.
  15. 大澤真幸・山極寿一, 1995. 家族の起源をさぐる(下)、「本」, 20(2): 47-53. 講談社.
  16. 山極寿一, 1995. 家族の起源をさぐる. CEL, 31: 27-29.
  17. 山極寿一, 1995. 類人猿の姿にみる「社会学的父性」の芽生え. Human Sexuality, 18: 42-47
  18. 山極寿一, 1995. 父性愛. 「発達心理学辞典」(岩田純一他編)、京都、ミネルヴァ書房、p.596.
  19. 山極寿一, 1995. ゴリラから見たヒト. なきごえ, 359: 4-5.
  20. 山極寿一, 1996. 直立歩行は舌からはじまった. 大航海, 9: 71-81.
  21. 山極寿一, 1996. 親ばなれ・子ばなれの動物行動学. 児童心理, 662: 987-992.
  22. 山極寿一, 1996. なぜ異国の女性が美人に見えるのかー旅の起源をめぐる霊長類学的考察ー. 大航海, 11: 66-72.
  23. 小林達雄・山極寿一, 1996. サルの考古学ーサルとヒトの間を探る. 大航海, 13: 113-127.
  24. 山極寿一, 1997. 食行為の社会化と人類の進化. AJICO NEWS & INFORMATION, 184: 9-16.
  25. 山極寿一, 1997. 「霊長目」. 世界絶滅動物図鑑1、学研、pp.20-21.
  26. 山極寿一, 1997. 「ショウジョウ科」. 世界絶滅動物図鑑4、学研、pp.24-27.
  27. 山極寿一, 1997. 家族という複雑系. 大航海, 16: 117-126.
  28. 山極寿一, 1997. ヒトの隣人. 季刊「生命誌」17: 13.
  29. 岸田秀・山極寿一, 1997. 父の起源:なぜ人類は父親を発明したのか.大航海, 19: 68-85.
  30. 山極寿一, 1998. サルや類人猿との比較から見た「人類」にとっての家族形成 Tradepia, 329: 16-19.
  31. 山極寿一, 1998. ゴリラの誤解. 言語, 27(9): 2-3.
  32. 山極寿一, 1998. ゴリラに探る父性の起源. すみとも、秋号:4-5.
  33. 山極寿一, 1998. 危機にある森の巨人たち. 「地球ファミリー」、エコソフィア、2:36.
  34. 山極寿一, 1998. 類人猿の行動と文化の多様性ー特集にあたってー 遺伝, 53(1): 13-14.
  35. 山極寿一, 1998. 類人猿の食と社会の可塑性. 遺伝, 53(1): 15-20.
  36. 山極寿一, 1999. 人間社会の由来. 科学, 69(4): 367-375.
  37. 船曳健夫・松沢哲郎・山極寿一, 1999. <座談会>人間はどこまで理解できたのかーヒトの文化・社会と類人猿の文化・社会. 科学, 69(4): 311-322.
  38. 山極寿一, 1999. 父親の起源ーサルの父性行動を考える. チャイルドヘルス, 2(10): 6-9.
  39. 梅棹忠夫・山極寿一, 1999. 21世紀の地球博物館ー地域と地球を考える. エコソフィア, 4: 43-52.
  40. 山極寿一, 1999. 類人猿とヒトは何が違うのか. AERA Mook『生物学がわかる』、pp. 118-123.
  41. 山極寿一, 1999. 家族を支える生物学的基礎. 中川淳編『家族論を学ぶ人のために』、世界思想社、pp. 40-41.
  42. 山極寿一, 2000. 霊長目オナガザル科. 『動物世界遺産レッド・データ・アニマルズNo. 6. アフリカ』講談社
  43. 山極寿一, 2000. 人間の社会と動物の社会はどこが違うのか? 大澤真幸編『社会学の知33』、新書館、pp. 24-29.
  44. 養老孟司・山極寿一, 2000. 類人猿からヒトの進化を探る. 日経サイエンス, 343: 132-137.
  45. 山極寿一, 2000. サル社会におけるリーダーの悩み. 刑政, 1292: 26-31.
  46. 山極寿一, 2000. アフリカの類人猿学:人類進化の源流を求めて. Monthly AFRICA, 40: 4-8.
  47. 山極寿一, 2000. サルになくてヒトにあるもの:なぜ教育は可能か. 大航海, 36: 104-110.
  48. 大澤真幸・山極寿一, 2000. 「暴力の起源」、特集『現代暴力論』、大航海、37: 52-74.
  49. 山極寿一, 2001. はじめに. 第3回シンポジウム「死の歴史と進化」、日本人類学会進化人類学分科会ニュースレター、No. 2: 1.
  50. 山極寿一, 2001. アフリカニストの霊長類学. アフリカ研究, 58: 27-36.
  51. 山極寿一・落合恵美子, 2001. 家族は人間の条件か? 特集「フェミニズムは終わったか?」 大航海, 39: 154-172.
  52. 山極寿一, 2001. インセスト回避が決める社会関係. 日本人類学会進化人類学分科会ニュースレター, 3: 5-11.
  53. 山極寿一, 2001. 「野生のゴリラと動物園のゴリラ」、どうぶつと動物園, 53(12): 8-13 (440-445).
  54. 山極寿一・佐伯啓思, 2002. 「貨幣/他者/演技」、大航海, 42: 152-173.
  55. 山極寿一, 2002. 「家族の由来をたずねて」、文藝春秋4月臨時増刊号『家族の絆』、pp. 190-191.
  56. 山極寿一, 2002. 「野生を見つめ続けた伊谷先生」、モンキー, 45(3): 15-16.
  57. 山極寿一, 2002. ダイアン・フォッシー著『霧のなかのゴリラ』平凡社ライブラリー版解説、pp. 447-453.
  58. 山極壽一, 2002. ごみと人間?「排泄の快楽を忘れた人間」、市民がつくるごみ読本C & G, 13: 13.廃棄物学会
  59. 山極壽一, 2002. ジャングルの歩き方?「その瞬間、森と一体になった気分を味わえる」森の手帖、創刊号、pp.20-23.
  60. 山極壽一, 2002. サルの仲間づくりにみる人間の姿、婦人之友, 96(6): 30-32.
  61. 山極壽一, 2002. 霊長類. 『情報学事典』, pp. 977-978. 弘文堂
  62. 山極壽一, 2002. 「家族の発生:その進化史的意義」日本人口学会編『人口大事典』、培風館、pp. 554-558.
  63. 山極壽一, 2002. ゴリラから学んだこと. 兵庫教育, 617: 17-21.
  64. 山極壽一, 2002. 動物行動学からみる霊長類の「攻撃性」. 理戦, 69: 25-35.
  65. 山極壽一, 2002. ジャングルの歩き方?「森の食卓には植物と動物の会話が飛び交っている」森の手帖、7: 22-25.
  66. 山極壽一, 2002. 「ニホンザル」、『京都府レッドデータ・ブック上』、京都府、p. 42.
  67. 山極壽一, 2002. サルは何を食べてヒトになったか:食の進化論. WEDGE, 14(9): 44-45.
  68. 山極寿一, 2002. 携帯電話が野生動物殺す 朝日新聞eメール時評(4月9日朝刊)
  69. 山極寿一, 2002. 虫と付き合える環境を 朝日新聞eメール時評(5月1日朝刊)
  70. 山極寿一, 2002. 山菜採りは人間の快楽 朝日新聞eメール時評(5月28日朝刊)
  71. 山極寿一, 2002. スポーツに熱狂する理由 朝日新聞eメール時評(6月18日朝刊)
  72. 山極寿一, 2002. メディア政治の落とし穴 朝日新聞eメール時評(7月4日朝刊)
  73. 山極寿一, 2002. お邪魔します、の気持ち 朝日新聞eメール時評(7月24日朝刊)
  74. 山極寿一, 2002. 隣人に襲われる時代に 朝日新聞eメール時評(9月17日朝刊)
  75. 山極寿一, 2002. 「憧れ」が学ぶ心促す 朝日新聞eメール時評(10月22日朝刊)
  76. 山極寿一, 2002. 会話やりとりする市場 朝日新聞eメール時評(11月7日朝刊)
  77. 山極寿一, 2002. 餌では釣れぬ猿ゴコロ 朝日新聞eメール時評(12月5日朝刊)
  78. 山極寿一, 2003. 節度なき審判は暴力だ 朝日新聞eメール時評(1月8日朝刊)
  79. 山極寿一, 2003. 「共に見る」ことの力 朝日新聞eメール時評(2月5日朝刊)
  80. 山極寿一, 2003. 散歩の営みが今、危機に 朝日新聞eメール時評(3月4日朝刊)
  81. 山極寿一, 2003. 他人受け入れる努力を 朝日新聞eメール時評(3月27日朝刊)
  82. 山極寿一, 2003. 「ゴリラの母性愛」、天上台風、創刊号、p 69.
  83. 山極寿一, 2003. 「ゴリラの社会から見た人類の進化」菅平夏季大学講演要旨、上小教育, 46: 86-128.
  84. 山極寿一, 2003. 「成熟とは優雅に生きること」、読売新聞夕刊(5月1日)
  85. 山極寿一, 2003. 「食卓の進化論」、鷲田清一編著『<食>は病んでいるか』、ウェッジ、pp. 157-173.
  86. 山極寿一, 2003. 野生ゴリラ、同じ体験の少年と「出会う」、朝日小学生新聞、2003年5月25日(日).
  87. 山極寿一・重松清, 2003. 「かえりみる父親?-ゴリラ対ゴジラ」、WORD, 26: 46-53.
  88. 山極寿一, 2003. エボラ出血熱で人間とゴリラが大量死. 理戦73: 96-105.
  89. 山極寿一, 2003. 「人間は動物になれる-アフリカの昔話読んでごらん」、朝日小学生新聞7月20日(日).
  90. 山極寿一, 2003. 文化では語れない男の歴史. ちくま9(390): 14-15.
  91. 山極寿一, 2003. ゴリラの子育て. 東山動物園友の会、No.70: 4-5.
  92. 山極寿一, 2003. 類人猿の眠りと人の眠り. (財)花王芸術・科学財団文理融合シンポジウム「社会の中の睡眠」、pp. 3-12, (財)花王芸術・科学財団.
  93. 松沢哲郎・山極寿一, 2003. 「ニホンザルのイモ洗い発見から50年」、エコソフィア, 12: 2-3.
  94. 河合雅雄・山極寿一・松沢哲郎、2003. 鼎談「霊長類「カルチャー」研究の源流をたどる」、エコソフィア, 12: 4-13.
  95. 山極寿一, 2003. 「鼎談を終えて」、エコソフィア, 12: 14.
  96. 山極寿一, 2003. 「家族における父親1.父という余分なもの」、人間学探究Vol.3, pp. 13-22、京都文教大学人間学研究所.
  97. 山極寿一, 2003. 「動物も顔で見わける」、朝日小学生新聞(11月9日).
  98. 浅香光代・山極寿一・糸井重里, 2004. 婦人公論井戸端会議「サルを知る」、婦人公論1月22日、1145: 148-153.
  99. 山極寿一, 2004. 「類人猿に学ぶ:身体で習得する平等社会」、朝日新聞、2004年1月17日朝刊.
  100. 山極寿一, 2004. 論考「隣人として「世界遺産種」に」、京都新聞、2004年2月20日朝刊.
  101. 山極寿一, 2004. 「考えたいサルの気持ち」、朝日小学生新聞(1月4日).
  102. 山極寿一, 2004. 「いきる日本の「知恵」」、朝日小学生新聞(2月29日).
  103. 山極寿一, 2004. 「身体の世紀」、世界思想, 31: 40-43.
  104. 山極寿一, 2004. 「21世紀は身体の時代」、成熟社会の生き方をめぐる議論2004「人と自然の関係を考える」、サントリー不易研究所
  105. 山極寿一, 2004. 「人間のコミュニケーションを見直す関西スクエア」、朝日21関西スクエア会報63: 3.
  106. 山極寿一, 2004. 「アフリカから人類と世界を見る発想を育てる:京都大学大学院理学研究科生物学専攻人類学講座」、アフリカ研究, supplement: 26-27.
  107. 山極寿一, 2004. 「豊かな自然を敬いながら都市生活を謳歌する人々」、世界の動き、681(2004年6月号): 12-13.
  108. 山極寿一, 2004. 「生物の歴史をたどる」、朝日小学生新聞(4月24日)
  109. 山極寿一, 2004. 「人類の起源をめぐる新しい議論」、大航海, 51: 10-11.
  110. 山極寿一, 2004. 「類人猿に学ぶこころの起源」、『京都文化会議2003 地球化時代のこころを求めて』、京都文化会議組織委員会、pp. 85-87.
  111. 山極寿一, 2004. 「ゴリラに負けない「気迫」」、朝日小学生新聞(6月19日)
  112. 山極寿一, 2004. 「ドラミングの誤解」、潮音風声(読売新聞夕刊、7月1日)。
  113. 山極寿一, 2004. 「父親という文化」、潮音風声(読売新聞夕刊、7月2日)。
  114. 山極寿一, 2004. 「遊びのルール」、潮音風声(読売新聞夕刊、7月5日)
  115. 山極寿一, 2004. 「勝者つくらぬ闘い」、潮音風声(読売新聞夕刊、7月6日)
  116. 山極寿一, 2004. 「他種と共存する社会」、潮音風声(読売新聞夕刊、7月7日)
  117. 山極寿一, 2004. ヒガシローランドゴリラの現況と保護対策:カフジ・ビエガ国立公園での保護活動から. 霊長類研究, 20: 73-76.
  118. 山極寿一, 2004. 類人猿のフィールド研究から分かること。国立科学博物館ニュース, 424: 5-6.
  119. 山極寿一, 2004. 衰える「探る能力」、朝日新聞夕刊(7月24日)
  120. 山極寿一, 2004. 住民の視点で考える野生動物との共存のあり方-中央アフリカの現場からー 野生生物保全論研究会会報, 38: 4-12.
  121. 山極寿一・新宮一成, 2004. 人類の起源と幼児期、特集「言語と人類の起源」、大航海, 52: 28-51. 
  122. 山極寿一, 2004. 「五感と社会性」、第48回プリマーテス研究会「サルとヒトの感覚」セッション3コメント、平成15年度(財)日本モンキーセンター年報、pp. 33-34. 
  123. 山極寿一, 2004. 「人間性と生物多様性を問い直す」、季刊民族学110: 73.
  124. 山極寿一, 2004. 「動物の目」でながめる. 朝日小学生新聞(8月14日)
  125. 山極寿一, 2004. ゴリラと友だちになれる. 朝日小学生新聞(11月27日)
  126. 山極寿一 2004. 「言語の起源と人間性」、理, No. 2,3: 2-3.
  127. 山極寿一, 2004. 「おおきなひとのための「ぼくゴリラ」」、絵本のたのしみ、月刊「ちいさなかがくのとも」2005年1月号(34号)折り込み付録、福音館書店
  128. 山極寿一, 2005. 「子どもと暴力:ゴリラの子殺しに見る問題とその解決」、科学, 75 (4): 411-422.
  129. 山極寿一, 2005. 「人生設計の不思議」、朝日21関西スクエア会報, 73: 5.
  130. 山極寿一, 2005. 「ゴリラと父親」、後藤繁雄対談『五感の友』、リトル・モア、pp. 327-332.
  131. 山極寿一, 2004. 「身体の世紀」、世界思想, 31: 40-43.
  132. 山極寿一, 2004. 「21世紀は身体の時代」、成熟社会の生き方をめぐる議論2004「人と自然の関係を考える」、サントリー不易研究所
  133. 山極寿一, 2004. 「人間のコミュニケーションを見直す関西スクエア」、朝日21関西スクエア会報63: 3.
  134. 山極寿一, 2004. 「アフリカから人類と世界を見る発想を育てる:京都大学大学院理学研究科生物学専攻人類学講座」、アフリカ研究, supplement: 26-27.
  135. 山極寿一, 2004. 「豊かな自然を敬いながら都市生活を謳歌する人々」、世界の動き、681(2004年6月号): 12-13.
  136. 山極寿一, 2004. 「人類の起源をめぐる新しい議論」、大航海, 51: 10-11.
  137. 山極寿一, 2004. 「類人猿に学ぶこころの起源」、『京都文化会議2003 地球化時代のこころを求めて』、京都文化会議組織委員会、pp. 85-87.
  138. 山極寿一, 2004. 類人猿のフィールド研究から分かること。国立科学博物館ニュース, 424: 5-6.
  139. 山極寿一, 2004. 住民の視点で考える野生動物との共存のあり方-中央アフリカの現場からー 野生生物保全論研究会会報, 38: 4-12.
  140. 山極寿一・新宮一成, 2004. 人類の起源と幼児期、特集「言語と人類の起源」、大航海, 52: 28-51.
  141. 山極寿一, 2004. 「五感と社会性」、第48回プリマーテス研究会「サルとヒトの感覚」セッション3コメント、平成15年度(財)日本モンキーセンター年報、pp. 33-34.
  142. 山極寿一, 2004. 「人間性と生物多様性を問い直す」、季刊民族学110: 73.
  143. 山極寿一 2004. 「言語の起源と人間性」、理, No. 2,3: 2-3.
  144. 山極寿一, 2005. 「人生設計の不思議」、朝日21関西スクエア会報, 73: 5.
  145. 山極寿一, 2005. 「ゴリラと父親」、後藤繁雄対談『五感の友』、リトル・モア、pp. 327-332.
  146. 小長谷有紀・松林公蔵・山極寿一・山田勇・横山俊夫, 2005. 「自然観と世界観:モンゴルの食にまつわる儀礼から知るもう一つの科学」、科学, 75(5): 660-672.
  147. 山極寿一, 2005. 「コミュニケーションと認知世界の変化と進化」、『成熟社会の生き方をめぐる議論2005: 子どもと子どもを取り巻く社会』、サントリー次世代研究所、pp. 40-42.
  148. 山極寿一, 2005. 「ゴリラ動物記」、UP, 392(6): 6-11.
  149. 山極寿一, 2005. 「進化がもたらしたこころの病」、京都文化会議2004地球か時代のこころを求めて、pp. 133-134. 京都文化会議組織委員会
  150. 山極寿一, 2005. 「霊長類の生活史から見た日本の少子高齢化」、少子高齢化に伴う課題の研究会、(財)関西社会経済研究所、pp. 15-35.
  151. 山極寿一, 2005. 「単独行の由来を探る:中央アフリカでゴリラを追って」、岳人, 699: 30-34.
  152. 山極寿一, 2005. 「野生のゴリラと野生の子ども」、チャイルド・サイエンス, 1(2): 10-17.
  153. 山極寿一, 2005. 「ゴリラ・ウォッチング」、野鳥, 691: 25.
  154. 山極寿一, 2005. 「人類学、アフリカ学への誘いー伊谷純一郎『ゴリラとピグミーの森』、文藝春秋特別版(11月臨時増刊)「1冊の本が人生を変える」、pp.100-101.
  155. 山極寿一, 2005. 「本とフィールドワーク」、本の風ニュース、2005年10月第10号。
  156. 山極寿一, 2005. 「ゴリラ学の座標軸」、学際, 16: 106-109.
  157. 山極寿一, 2005. 「ゴリラのすむ村」、青淵, 681: 14-16.
  158. 山極寿一, 2005. 「人生設計の不思議」、弘報, 171: 3-4.
  159. 山極寿一, 2006. 野生生物の今を読む「映画『キングコング』」、野生生物保全論研究会会報, 44: 3.
  160. 松沢哲郎・山極寿一, 2006. 「類人猿から僕らは何を学んできたか? 青春編」、WORD, 59: 387-393.
  161. 山極寿一, 2006. 「野生のゴリラの真実と誤解」、野生生物保全論研究会会報, 46: 10-13.
  162. 山極寿一, 2006. 「ゴリラの育児と家族の起源」、第13回母乳育児シンポジウム記録集、pp. 24-43. 日本母乳の会
  163. 山極寿一, 2006.「霊長類の眠り、人間の眠り」、月刊みんぱく2006年10月号、p.4.
  164. 山極寿一, 2006. 「集団遍歴をする人間」、青淵, 692: 5-6.
  165. 山極寿一, 2006. 「霊長類学から見た人間の少子化」、月刊石垣, 26巻9号(319): 22-23
  166. 山極寿一, 2006. 「ゴリラの夫婦と人間の夫婦」、文藝春秋特別版「ああ、結婚! ああ、夫婦!」、文藝春秋2月臨時増刊、第85巻,2号, pp. 36-37.
  167. 山極寿一, 2007. 「人間にとって旅とは何か」、まほら, 50, 1-7.
  168. 大澤真幸・野家啓一・山極寿一, 2007. 「いま、なぜ「ヒトの科学」か」、図書, 694: 2-12.
  169. 山極寿一・坂田明, 2007. 「ヒトはなぜいじめるのか?」、公研, 522: 22-38.
  170. 山極寿一, 2007. 「あつれき問題の深層?ラーマン・スクマール博士と対談して?」、野生生物保全論研究会会報, 48: 11-13.
  171. 山極寿一, 2007. 「言葉のないコミュニケーション」、『成熟社会の生き方をめぐる議論2007』, サントリー次世代研究所, pp. 23-25.
  172. 山極寿一, 2007. 「日本の霊長類学を創った人々」、特集「近代日本の学者101」、大航海 No. 64, pp. 146-150.
  173. 山極寿一, 2007. 「巻頭言」、霊長類研究, 23(2): 59-60.
  174. 山極寿一, 2007. 「人類学関連学会協議会合同シンポジウム「人間=ヒトの謎をめぐって」」、霊長類研究, 23(2): 126-128.
  175. 山極寿一, 2008. 「アフリカのエコツーリズムによる保護活動」、Milsil, 2: 6-8.
  176. 山極寿一, 2008. 「二重腰」、京都大学人文科学研究所文明と言語研究班編『難波鉦−松之部 抄』、pp. 38-41, 京都大学人文科学研究所
  177. 白幡洋三郎・鷲田清一・奥野卓司・山極寿一・小長谷有紀, 2008. 「おだやかで、明るく、面白く生きられる社会のために」、サントリー次世代研究所編『成熟社会の生き方をめぐる議論2008<最終章>』、サントリー次世代研究所
  178. 山極寿一, 2008. 「少子高齢化社会の行方」、Kei, 79: 巻頭言
  179. 鷲田清一・山極寿一, 2008. 「関係づくりの進化論」、特集ヒト、えるふ, 22: 3-9.
  180. 山極寿一, 2008. 「食というコミュニケーション」、大航海, 67: 12-13.
  181. 山極寿一, 2008. 「あとがき−2」、高槻成紀・山極寿一(編)『日本の哺乳類学2.中大型哺乳類・霊長類』、pp. 456-458. 東京大学出版会.
  182. 伊谷原一・松沢哲郎・松林公蔵・山極寿一, 2008. 「フィールドワーク60年の伝統−"子捨て"に始まり"山"を見つける−」、科学, 78(6): 635-642.
  183. 酒井章子・佐藤廉也・竹田晋也・山越言・山極寿一, 2008. 「フィールドと研究のはざまで−生物多様性を理解するとは、どういうことか?」、エコソフィア, 20: 66-79.
  184. 山極寿一, 2008. 「人間にとって教育とは何か−教育の起源についての進化論的検討」、総合人間学会編『自然と人間の破壊に抗して』、学分社、pp. 80-92.伊谷原一・松沢哲郎・松林公蔵・山極寿一, 2008. 「霊長類学60周年にあたって(下)」、科学, 78(7): 789-795.
  185. 山極寿一, 2008. 「暴力の神話」、月刊新潮8月号、pp. 174-175. 山極寿一, 2008. 巻頭言. 霊長類研究, 24: 1-2. 
  186. 山極寿一, 2008. 「ヒトはなぜ、共感するのか」、REPORT(情報労連レポート), 317: 16-17.
  187. 山極寿一, 2008. 「暴力の由来」、青淵, 715: 3-4.
  188. 山極寿一, 2008. 「地域主導型保全(community-based conservation)」、野生生物保全論研究会編『野生生物保全事典』、pp. 87-89.
  189. 山極寿一, 2008. 「エンリッチメント」、野生生物保全論研究会編『野生生物保全事典』、pp. 130-132.
  190. 山極寿一, 2008. 「ブッシュミート」、野生生物保全論研究会編『野生生物保全事典』、pp. 157-159.
  191. 山極寿一, 2009. 「ゴリラの怒り」、潮, 599: 54-56.
  192. 山極寿一, 2008.「巻頭言」、霊長類研究, 24: 45-46.
  193. 山極寿一, 2009. 「ヒトとゴリラの相違−トイレや食事作法に見る−」、電通報(2月9日)、p. 8.
  194. 山極寿一, 2009. 「ヒトの自立は兄弟と食事が決め手」、プレジデントファミリー第4巻4号, pp. 118-119.
  195. 山極寿一, 2009. 「生物の多様な世界を読み解く、目と手と足−霊長類学を中心に」 京都大学グローバルCOEプログラム編『生き物たちのつづれ織り第一巻』、pp. 1-18. 
  196. 山極寿一, 2009. Book談義9 西田利貞著「チンパンジーの社会」をめぐって、コメント7「人間を超えた思考の世界」、環境と健康, 22(1): 114-116.
  197. 山極寿一, 2009. 「日本の霊長類学:歴史と展望」、霊長類研究 24: 183-186.
  198. 山極寿一, 2009. 「ゴリラをめぐる動物観の変遷と保護活動」、ヒトと動物の関係学会誌, 23: 9-15.
  199. 山極寿一, 2010.「ヒト科霊長類の進化と社会生態学的多様性」、学術の動向, 15(3): 82-90.
  200. 山極寿一, 2010. 「暴力の起源」、臨床精神病理, 31(1) : 3-5.
  201. 若生謙二・山極寿一・伊谷原一・山越言・池谷和信, 2009. 「野生動物の生息地域に暮らす人々の動物観」、関西シンポジウム2008 総合自由討論、ヒトと動物の関係学会誌, 23: 34-47. 
  202. 山極寿一, 2010. 「人間の社会に共感と道徳はなぜ進化したか」、ひょうご経済, 106 : 30-34.
  203. 山極寿一, 2010. 「社会の由来とこころの進化」、こころの未来, 41 : 36-42.
  204. 山極寿一, 2010. 「ゴリラの単雄群と複雄群に見られる対等性と社会の可塑性」、人間文化, 27 : 6-8.
  205. 山極寿一, 2010. 「「利他」という進化」、特集「人間の条件」、MOKU, 222 : 62-69.
  206. 山極寿一, 2010. 「日本のサル学と保護管理」、季刊環境研究, 158 : 43-55.
  207. 山極寿一, 2011. 「暴力の由来」、日本ユング心理学会編『魂と暴力』、創元社、pp. 11-39.
  208. 山極寿一, 2011, 「「生態史」という世界を読み解く視座」、『梅棹忠夫―知的先覚者の軌跡』、国立民族学博物館、pp. 52-54.
  209. 山極寿一, 2011. 「共感の由来と未来」、アステイオン, 74 : 177-186.
  210. 山極寿一, 2011. 「共感社会の光と影―ゴリラと人間の比較から考える」、第28回2010年比叡会議報告書『21世紀に求められる文明とは何か その1/部分と全体』、pp.34-43.
  211. 山極寿一, 2012. 「ゴリラはどうやって共同体崩壊の危機に対処するか」、Biocity, 50 : 44-47.
  212. 山極寿一, 2012. 「ゴリラにみる人類の由来と未来(前編)―言葉を用いないコミュニケーション」、臨床作業療法, 9(3): 222-228.
  213. 山極寿一, 2012. 「ゴリラにみる人類の由来と未来(後編)―人間社会の基本とは」、臨床作業療法, 9(4): 334-340.
  214. 山極寿一, 2012. 「食べるということ―ヒトを人にする食文化」、大阪保険医雑誌, 553: 4-11.
  215. 山極寿一, 2012. 「人間[ヒト]」、現代社会学事典、弘文堂、p. 991.
  216. 山極寿一, 2012. 「動物社会学」、現代社会学事典、弘文堂、p. 941.
  217. 山極寿一, 2012. 「テリトリ−」、現代社会学事典、弘文堂、p. 915.
  218. 山極寿一, 2012. 「家族の起源[霊長類学]」、現代社会学事典、弘文堂、p. 185.
  219. 山極寿一, 2012. 「父」、現代社会学事典、弘文堂、p. 879.
  220. 山極寿一, 2012. 「棲み分け」、現代社会学事典、弘文堂、p. 729.
  221. 山極寿一, 2012. 「ホモ・サピエンス」、現代社会学事典、弘文堂、p. 1186.
  222. 山極寿一, 2012. 「伊谷純一郎」、現代社会学事典、弘文堂、p. 51.
  223. 山極寿一, 2012. 「今西錦司」、現代社会学事典、弘文堂、p. 68.
  224. 山極寿一, 2012. 「脳の大きさと数」、月刊みんぱく, 421: 8-9.
  225. 山極寿一, 2012. 「アフリカニストにとって生物学とは何か」、アフリカ研究, 81 : 59-60.
  226. 山極寿一, 2013. 「「資源をめぐる葛藤の進化史的背景」、日本人類学会進化人類学分科会ニュースレター、29: 4-7.

著書

  1. 山極寿一, 1983. 『森の巨人』. 歩書房、京都
  2. 山極寿一, 1984. 『ゴリラー森に輝く白銀の背ー』. 平凡社
  3. 山極寿一, 1986. 「ヤクザルの社会構造と繁殖戦略」. 『屋久島の野生ニホンザル10動物、その適応戦略と社会』(丸橋珠樹、古市剛史と共著)、東海大学出版会: 60-125
  4. 山極寿一, 1987. 「身体共鳴のコミュニケーション」他. 『アフリカ人間読本』、米山俊直編、河出書房新社、pp. 88ー89他
  5. 山極寿一、「家族起源論へ向けてーゴリラモデルの検証ー」、江原昭善編『サルはどこまで人間か』、小学館、東京 pp. 287-301
  6. 山極寿一、「父親の起源ーゴリラ社会の父親像からー」、西田利貞・伊澤紘生・加納隆至編『サルの文化誌』、平凡社、pp. 169-192.
  7. 山極寿一, 1992. 「サルに父親はいるか」他、京都大学霊長類研究所編『サル学なんでも小事典』、講談社、pp. 81-85他.
  8. 山極寿一、1992. 「ゴリラ(多種類の雑食性/雌が嫁入り/優しいリーダー雄/雄の同性愛/ 特異な平等志向)、河合雅雄編『進化の隣人』、毎日新聞社, pp. 60-69.
  9. 山極寿一, 1993. 「ゴリラの視覚コミュニケーションー他者を見ることの社会学的意味ー」、三上章允編『視覚の進化と脳』、朝倉書店, pp. 205-224.
  10. 山極寿一, 1993. 「視線と性」. 『性の民族誌』須藤建一・杉山敬志編、人文書院、pp. 295-324.
  11. 山極寿一, 1993. 『ゴリラとヒトの間』、講談社現代新書.
  12. 山極寿一, 1994. 『家族の起源ー父性の登場』、東京大学出版会
  13. 山極寿一, 1994. 『食の進化論ーサルはなにを食べてヒトになったか』、女子栄養大学出版部
  14. 山極寿一・伏原納知子, 1994. 『ヤクシマザルを追って(西部林道観察ガイド)』、あこんき塾.
  15. 山極寿一, 1995. 「サタンの水ー中央アフリカ・キブ湖畔の酒ー.」、山本紀夫・吉田集而編著『酒づくりの民族誌』、八坂書房、pp. 91-99.
  16. 山極寿一, 1995. 「付き合いの美学ーマウンテンゴリラー」、地球の声のネットワーク・ナスカ・アイ編『いま、野生動物たちは』、MARUZEN BOOKS, pp. 73-75.
  17. 松園万亀雄・須藤建一・菅原和孝・栗田博之・棚橋訓・山極寿一, 1996. 『性と出会う』、講談社
  18. 山極寿一, 1996. 『ゴリラの森に暮らすーアフリカの豊かな自然と知恵ー』. NTT出版.
  19. 山極寿一, 1996. 「エコ・ツーリズムへー自然との共生を求めて」. 山下晋司編『観光人類学』、新曜社、pp. 197-205.
  20. 山極寿一, 1997. 「ヒトはいつから人間であったのか」、『岩波講座文化人類学』第1巻「新たな人間の発見」pp.31-60.
  21. 山極寿一, 1997. 「サルからヒトへー父性の登場ー」、『男と女のかんけい学』、学文社、pp.41-78.
  22. 山極寿一, 1997. 『父という余分なもの』、新書館
  23. 山極寿一, 1998. 『ゴリラ雑学ノート』. ダイヤモンド社
  24. 山極寿一, 1998. 「家族の自然誌ー初期人類の父親像ー」. シリーズ比較家族第II期、第2巻、比較家族史学会監修、??柳晴夫・山本正和・若尾祐司編『父親と家族』、早稲田大学出版部、pp. 3-41.
  25. 山極寿一, 1999. 『ジャングルで学んだこと:ゴリラとヒトの父親修行』、フレーベル館
  26. 高畑由起夫・山極寿一編, 2000. 『ニホンザルの自然社会:エコミュージアムとしての屋久島』、京都大学学術出版会。
  27. 山極寿一, 2000. 「ゴリラと人の共存の道を探る」. 「少年ケニアの友」東京支部編『アフリカを知る』、スリーエーネットワーク、PP.148-161.
  28. 山極寿一, 2000. ゴリラの父系コミュニティー:子殺しの有無をめぐって.杉山幸丸編著「霊長類生態学」、京都大学学術出版会、pp. 385-404.
  29. 山極寿一, 2001. 「霊長類の眠りー定点の眠りから移動の眠り」. 吉田集而編『眠りの文化論』、平凡社, pp. 43-65.
  30. 山極寿一, 2001. 「動物と人間の接点??ゴリラの心をフィールド・ワークする」、関西学院大学キリスト教と文化研究センター編『生命科学と倫理:21世紀のいのちを考える』、関西学院大学出版会、pp. 63-93.
  31. 山極寿一, 2001. 「サルの同性愛論」、西田利貞編『ホミニゼーション』、京都大学学術出版会, pp. 149-222.
  32. 山極寿一, 2001. 「誰もやっていないことをやってみよう」、「東大小児科だより」編『子どもの頃、本当はこんなことを考えていた』、PHP, pp. 104-139.
  33. 山極寿一, 2001. 「インセスト回避がもたらす社会関係」、川田順造編『近親性交とそのタブー』、藤原書店、pp. 57-85.
  34. 山極壽一, 2002. 『ゴリラとあかいぼうし』、福音館書店
  35. 山極寿一, 2003. 「未熟がつくった人間の社会性」、白幡洋三郎監修、サントリー不易流行研究所編『大人にならずに成熟する法』、中央公論新社、pp. 156-181.
  36. 山極寿一, 2003. 『オトコの進化論-男らしさの起源を求めて』、ちくま新書.
  37. 山極寿一, 2003. 「ゴリラのエコ・ツーリズム」、古川彰・松田素二編『観光と環境の社会学』、新曜社、pp. 243-245.
  38. 山極寿一, 2003. 「類人猿の共存とコミュニティの進化」、西田正規・北村光二・山極寿一編『人間性の起源と進化』、昭和堂、pp. 172-202.
  39. 山極寿一, 2003. 「内戦下の自然破壊と地域社会-中部アフリカにおける大型類人猿のブッシュミート取引とNGOの保護活動-」、池谷和信編『地球環境問題の人類学』、世界思想社、pp. 251-280.
  40. 山極寿一, 2005. 「霊長類の食生活と進化」、上野川修一・田之倉優編『食品の科学』、pp. 10-16、東京化学同人
  41. 山極寿一, 2005. 『ゴリラ』、東京大学出版会
  42. 山極寿一, 2006. 「「学びの島」歴史と未来」、大澤雅彦・田川日出夫・山極寿一編『世界遺産屋久島?亜熱帯の自然と生態系?』、朝倉書店
  43. 山極寿一, 2006. 『サルと歩いた屋久島』、山と渓谷社
  44. 山極寿一, 2006. 「ゴリラのフィールド遺伝学」、竹中修企画、竹中晃子・渡邊邦夫・村山美穂編『遺伝子の窓から見た動物たち:フィールドと実験室をつないで』、京都大学学術出版会、pp. 267-280.
  45. 伏木亨・山極寿一, 2006. 『いま食べることを問う』、人間選書285、農文協
  46. 山極寿一, 2007. 「アフリカに森の学校を―自然保護と地域振興のはざまにあるエコツーリズム」、山下晋司編『観光文化学』、新曜社, pp. 117-183.
  47. 山極寿一, 2007. 編著『ヒトはどのようにしてつくられたか』、岩波書店
  48. 山極寿一, 2007. 『暴力はどこからきたか―人間性の起源を探る』、NHKブックス
  49. 山極寿一・津和典子・松岡悦子・小長谷有紀, 2008. 「家族のデザイン」、小長谷有紀編『家族のデザイン』、東信堂、pp.165-207.
  50. 山極寿一, 2007. 「環境変動と人類の起源」、池谷和信・佐藤廉也・武内進一編『朝倉世界地理講座−大地と人間の物語―11.アフリカI』、pp. 51-68.朝倉書店
  51. 山極寿一, 2008. 「眠りの進化論」、高田公理・堀忠雄・重田真義編『睡眠文化を学ぶ人のために』、世界思想社、pp. 162-163.
  52. 山極寿一, 2008. 「サタンの水−中央アフリカ・キブ湖畔の酒−」、山本紀夫編著『酒づくりの民族誌』、八坂書房、pp. 84-91.
  53. 山極寿一, 2008. 「人間にとって教育とは何か−教育の起源についての進化論的検討」、総合人間学会編『自然と人間の破壊に抗して』、学分社、pp. 80-92.
  54. 高槻成紀・山極寿一(編), 2008. 『日本の哺乳類学2.中大型哺乳類・霊長類』、東京大学出版会
  55. 山極寿一, 2008. 「日本の霊長類−ニホンザル研究の歴史と展望」、高槻成紀・山極寿一(編)『日本の哺乳類学2.中大型哺乳類・霊長類』、pp. 29-49. 東京大学出版会.
  56. 山極寿一, 2008. 『人類進化論−霊長類学からの展開−』、裳華房
  57. 山極寿一, 2008. 「野生動物とヒトとの関わりの現代史−霊長類学が変えた動物観と人間観」、林良博・森裕司・秋篠宮文仁・池谷和信・奥野卓司編『ヒトと動物の関係学第4巻 野生と環境』、岩波書店、pp.69-88. 
  58. 山極寿一, 2008. 「ゴリラ図鑑」、ぶんけい
  59. 山極寿一, 2009. 「ゴリラ・<こころ>・人」、京都文化会議記念出版委員会・川添信介・高橋康夫・吉澤健吉編『こころの謎 kokoroの未来』、京都大学学術出版会、pp. 156-183.
  60. 小長谷有紀・山極寿一(編), 2010. 「日高敏隆の口説き文句」、岩波書店
  61. 山極寿一, 2010. 「戦争の起源」、総合人間学会編『戦争を総合人間学から考える』、学文社, pp. 5-19.
  62. 山極寿一, 2010. 「霊長類における父親行動というアロマザリング」、根ケ山光一・柏木恵子編『ヒトの子育ての進化と文化』、有斐閣、pp. 53-54.
  63. 山極寿一, 2010. 「ゴリラに学ぶ子育ての深い意味」、The保育101の提言Vol. 3, pp.72-77. フレーベル館
  64. 山極寿一, 2011. 「負の遺産への責任」、京都水族館(仮称)と梅小路公園の未来を考える会編『京都に海の水族館? 市民不在のまちづくり計画』、かもがわブックレット、pp.44-45.
  65. 中村桂子・山極寿一・佐野春仁・西村仁志, 2011. 「いのちと環境から考える」、京都水族館(仮称)と梅小路公園の未来を考える会編『京都に海の水族館? 市民不在のまちづくり計画』、かもがわブックレット、pp.18-24.
  66. 山極寿一・平野啓子・中野正明・青木新門・高田公理, 2011. 「往生―死をめぐる共生」、高田公理編『ともいきがたり』、創元社、pp.132-152.
  67. 山極寿一, 2011. 「ゴリラの森から見た戦争と環境」、京都家庭文庫地域文庫連絡会編『きみには関係ないことか』、かもがわ出版、p. 102.
  68. 山極寿一, 2011. 「コミュニケーションとは何か〜サルから知る、人の身体と心〜」、知デリBOOK Vol 1−5つの知の対話集―、アート&テクノロジー知術研究プロジェクト2006−2008、pp.7-50. 
  69. 山極寿一, 2011. 『ヒトの心と社会の由来を探る〜霊長類学から見る共感と道徳の進化〜』、高等研選書?、財団法人国際高等研究所
  70. やまぎわじゅいち・あべ弘士, 2011. 「ゴリラとあそんだよ」、福音館
  71. 山極寿一, 2011. 「ゴリラと野生生物の復活劇」、吉田昌夫・白石荘一郎編『ウガンダを知るための53章』、明石書店、pp. 29-33.
  72. 山極寿一, 2012. 「ヒトはどのようにしてアフリカを出たのか? ヒト科生態進化のルビコン」、印東道子編『人類大移動―アフリカからイースター島へ』、朝日選書、pp. 219-243.
  73. 山極寿一, 2012. 「サルの名付けと個体識別」、横山俊夫編『ことばの力―あらたな文明を求めて』、京都大学学術出版会、pp.269-288.
  74. 山極寿一・阿部知暁, 2012. 『ゴリラが胸をたたくわけ』、月刊たくさんのふしぎ、第325号、福音館書店
  75. 山極寿一, 2012. 「ヒトの脳の進化の舞台裏」、カール・ジンマー著。長谷川真理子監修『進化―生命のたどる道』、岩波書店、pp. 397-398.
  76. 山極寿一, 2012. 『家族進化論』、東京大学出版会
  77. 山極寿一, 2012. 『ゴリラは語る』、15歳の寺子屋、講談社
  78. 山極寿一, 2012. 「ヒトはいつから火を使いはじめたのか―人間の生活史からみた調理の起源」、朝倉敏夫編『火と食』、食の文化フォーラム30、pp. 20-43.
  79. 山極寿一, 2012. 『野生のゴリラと再会する―26年前のわたしを覚えていたタイタスの物語』、くもん出版
  80. 中川尚史・友永雅己・山極寿一, 2012. 『日本のサル学のあした―霊長類研究という「人間学の可能性」』、京都通信社