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中井將嗣
Personal Info
- 日本学術振興会特別研究員(PD) 3年目、最後の年になりました。
- 研究テーマ1: 旧世界ザル、類人猿、ヒトに共通して見られる骨関節疾患についての進化学的研究
- 研究テーマ2: 東アジアの古人類に関する漢語文献の収集、およびデータベースの作成
- 研究テーマ3: モンゴロイドの特徴とその成立過程
- contact address: nakai@jinrui.zool.kyoto-u.ac.jp
最近の研究内容
2002年9-11月にタンザニア、マハレ山塊国立公園において、野生チンパンジーの遺体の調査を行いました。
2003年度の前半は、それらチンパンジーの遺体に関するデータの取りまとめを行い、論文を執筆しました(印刷中1、投稿中1)。
2003年度の後半は、中国の古人類に関するデータベース作成に向け、準備を進めていました。
今年度(2004年度)は、中国の古人類に関するデータベースの作成を本格的に進めていくつもりです。
業績目録(2002, 03年度:2002.4.1-2004.3.31)
論文
- Nakai M (2003) Bone and joint disorders in wild Japanese macaques from Nagano Prefecture, Japan. International Journal of Primatology 24(1): 179-195.
- 中井將嗣(2003)東アジア大陸における新石器時代人の身長. Anthropological Science (Japanese Series) 111(1): 1-17.
- 中井將嗣、伊藤詞子、中村美知夫、Michael A. HUFFMAN、西田利貞(2004)野生霊長類の遺体、特にその骨や歯からの個体識別について―タンザニア、マハレ山塊国立公園における野生チンパンジーの事例から―. 霊長類研究 20(1): 印刷中.
学会発表
- 中井將嗣(2003)骨からの個体識別―タンザニア、マハレ山塊国立公園における野生チンパンジーの事例―. 第19回日本霊長類学会大会(2003年6月、仙台).
受賞
日本霊長類学会高島賞受賞(2002年7月)
(対象論文:Nakai M (2001) Vertebral age changes in Japanese macaques. American Journal of Physical Anthropology 116(1): 59-65.)
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