I: 性
無性生殖ー性がなくても子孫が残せる、非能率的な有性生殖、なぜ雄と雌がいて、雄と雌しかいないのか、雌雄同体と性転換ー雄と雌が異なる個体である必要はない(フジツボのセックス、究極のひもチョウチンアンコウ)、雄と雌のどちらが得か、なぜ雄と雌はほぼ同じ数だけいるのか、性比が1対1からずれる場合はどんな場合か、雄か雌かは如何にして決まるのか、など。
II:交尾戦略
ダーウィンは悩んだー雄ジカには角があり雌ジカにはなく、雄クジャクでは美しい尾羽があり雌クジャクにはないのか、雌を巡って正直に争う雄と姑息な手段を取る雄、交尾後も雌をガードするトンボの雄、雌から他の雄の精子をかき出すトンボの雄、なぜゴリラの精巣が小さくチンパンジーの精巣は大きいのか、雌の浮気を防ぐために貞操帯を付けるチョウの雄、他の雄の子供を殺すライオンの雄、目玉模様の多い雄を選ぶ雌クジャク、多くの貢ぎ物をくれる雄を選ぶガガンボモドキ、なぜ雄が雌を巡って争い雌が雄を選ぶのか、雌による雄の選り好みはどのように進化するのかー美しい雄は健康の証明、雄が雌を選ぶコオロギ、など。
III: 出産戦略
卵の数と大きさはどのように決まるか、少なく産んでしっかり育てるタイプと死んでもいいからたくさん産むタイプ、など。
W:婚姻形態
多くの鳥は一夫一妻で多くの哺乳類は一夫多妻、子を捨てる鳥たち、浮気をする鳥たち、など。
V: 育児戦略
様々な子育てー自ら子の餌になるクモ、口の中で育児する魚、胃の中で育児するカエル、子の世話をするのは雄か雌か、それはなぜ決まるのか、両親の子育てを手伝う兄姉、ひとつの巣を共有する鳥たち、他人や他種に卵を預ける鳥たち、など。
VI:被育児戦略
親と子の対立と駆け引きーできるだけ多くの保護を引きだそうとする子どもたち、など。