左上(大切な写真だが、各所に出した拡大プリントが返されていない。唯一のオリジナルなので、これから拡大して欲しい。)
今西先生は、1947年に都井岬の半野生馬の調査を始められ、1948年春には川村俊蔵氏が(2字不明)に参加。1948年秋には、川村、伊谷が参加し、3人で調査を進めた。当時川村氏は3回生で、奈良のシカの卒論を手がけており、私(伊谷)は1回生で、研究テーマの模索中だった。この写真は翌々年1950年初夏のものと思う。1949年は、最初の京大事件などもあり、私は野外に出なかった。1年下に徳田喜三郎が入ってきて、1950年に川村、伊谷、徳田が参加した。このとき私たちはニホンザルの研究の決意を固めていた。写真の場所は、都井岬の清水の茶屋(旅館)のソテツと芝の前庭でいまもその面向きは変わらない。
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