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大学院、学部カリキュラム案内
大学院向け授業
学部向け授業
人類学第一部
- 授業科目名:人類学第1部
- 担当教員名:山極壽一
- 授業の目的と概要:
- 「自然におけるヒトの位置」を知るために、霊長類と人類の自然生活からその進化史を比較検討する。講義の中心的テーマは、霊長類学と生態人類学の方法論と視点、とくに霊長類の社会性の基礎となる生態学的要因、社会の進化、人間家族の起源、協力行動、仲裁行動、性の進化、言語の起源、文化の起源、生態学的知性、社会学的知性などについて解説し、最近論議されている説を検討する。
- 授業計画:
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- 日本霊長類学の歴史と視点
- 熱帯雨林と人類進化の舞台裏
- 霊長類の社会進化
- 環境条件と社会の変異
- 暴力の進化
- 霊長類とヒトの生活史
- インセストの回避と社会構造
- 性の進化
- 霊長類の思考と行動の進化
- 言語の起源と認知的流動性
- 環境認知とメンタルマップ
- 分業と平等主義
- 教科書/参考書:
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教科書は使用しない。参考書は以下のとおり。
Great Ape Societies (Cambridge Univ. Press), The Evolution of Thought (Cambridge Univ. Press), 『ヒトはどのようにしてつくられたか』(岩波書店)
- 成績評価方針:
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- 小論文試験
自然人類学A(全学共通科目)
- 授業科目名:自然人類学A(全学共通科目)
- 担当教員名:中川尚史
- 授業の目的と概要:
- 霊長類は、単独生活のものと群れ生活のものがいる。また群れといっても、われわれ日本人にみられるようなペア型のみならず、一夫多妻型、多夫多妻型、そしてまれにではあるが一妻多夫型さえ見られる。また、群れの継承性に着目すれば、母系のものが多数を占めるものの、父系、双系のものもいる。こうした彼らの多様な社会構造は、環境との関わりの中で、進化・形成されてきたと考えられる。本講義では主に、社会生態学の立場から、霊長類社会の多様性とその進化について講義する。加えて、大きな群れで生活することが、霊長類の大脳の肥大化を推し進めたという仮説を紹介することをきっかけに、同じく大脳の肥大化と関連する言語や道具使用行動について概説する。
- 授業計画
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1.はじめに〜霊長類の特徴と社会生態学の考え方〜
2〜4.採食生態〜食物選択を中心に〜
5.社会構造の類型化
6.群れの大きさを決める生態学的要因1:食物
7.群れの大きさに決める生態学的要因2:捕食圧、最適群れサイズ、群れ雄の数を決める要因
8.群れの社会構造を決める要因としての子殺し圧、セクハラ圧、父親の育児の必要性
9.雌の社会行動を決める生態学的要因
10.雌雄の繁殖戦略〜群れの社会構造と関連して〜
11.社会的知性と大脳化の社会仮説
12.言語の起源
13.道具使用と文化
14.試験
- 受講にあたっての留意事項:
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自然人類学Bも受講することが望ましい。
- 教科書/参考書:
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教科書は使用しない。参考書は以下のとおり。
中川尚史 『食べる速さの生態学』(京都大学学術出版会) ISBN:4-87698-304-6
中川尚史 『サルの食卓〜採食生態学入門〜』(平凡社) ISBN:4-582-54623-4
西田利貞・上原重男編 『霊長類学を学ぶ人のために』(世界思想社) ISBN:4-7907-0743-1
西田利貞 『人間性はどこから来たか』(京都大学学術出版会) ISBN:4-87698-079-9
- 成績評価方針:
- レポート試験
野外調査法(人類)
- 授業科目名:生物学実習A 野外調査法(人類)
- 担当教員名:山極壽一、中川尚史、井上英治
- 授業の目的と概要:
- 人類学における野外調査の方法に関する基本的な技術を習得し、野猿公苑にて実際にニホンザルの観察を行う。具体的には、各個人でテーマを決めて問題を設定し、サルを観察し、結果をまとめて考察を行い、発表する。
- 授業日時:
- 毎年4月中旬から5月中旬まで(5週間)月曜から木曜の午後
- 授業計画:
※以下は平成24年度の内容です(平成24年4月4日更新)。
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- 1週目
- 4/ 9(月)第2講義室 概論、方法論
- 4/10(火)嵐山で予備観察
- 4/11(水)嵐山で予備観察
- 4/12(木)嵐山で予備観察
- 2週目
- 4/16(月)第2講義室 予備観察のまとめ、計画発表⇒議論⇒修正
- 4/17(火)嵐山でデータ収集
- 4/18(水)嵐山でデータ収集
- 4/19(木)嵐山でデータ収集
- 3週目
- 4/23(月)嵐山でデータ収集
- 4/24(火)嵐山でデータ収集
- 4/25(水)嵐山でデータ収集
- 4/26(木)113号室 データ整理
- 4週目
- 5/ 1(火)嵐山でデータ収集
- 5/ 2(水)嵐山でデータ収集
- 5週目
- 5/ 7(月)嵐山でデータ収集
- 5/ 8(火)第2講義室 データ整理・発表準備
- 5/ 9(水)第2講義室 データ整理・発表準備
- 5/10(木)113号室 成果発表会
- 受講にあたっての留意事項:
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- 嵐山の野猿公苑:あらしやまモンキーパークいわたやま
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- 午後2時現地集合、午後4時頃現地解散
- 入場料:研究室から支給(友の会3800円/人:一年間入園可能)
- 交通費:学生負担
- 傷害保険:かならずどこかの保険に入ってください。
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- 学生教育研究災害傷害保険(学生部厚生課)
- 学生総合共済(生協)
- 教科書/参考書:
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高畑由起夫 『ニホンザルの生態と観察』(ニューサイエンス社)
マーティン P, ベイトソン P. 1990 『行動研究入門―動物行動の観察から解析まで』(東海大学出版会)
※いずれも貸し出しします。
- 個体識別の参考:
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- 嵐山ニホンザルの個体識別表(一部個体)
- 成績評価方針:
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- 出席と発表、レポート
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