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チンパンジー関連の本

チンパンジーについてもっと詳しく知りたい人は以下のような本を読んでみましょう。絶版のものもありますが、古本屋で探してみてください。もちろん新しい本もあります。


チンパンジーを主題としたもの



『「サル学」の系譜―人とチンパンジーの50年』

中村美知夫著 2015 中公叢書

私の本です。タンザニア、マハレでのチンパンジー研究の50年を描きました。
詳しくはこちらをご覧ください。



『チンパンジー―ことばのない彼らが語ること』

中村美知夫著 2009 中公新書

私の本です。タンザニア、マハレのチンパンジーを中心に、野生での生き生きとした姿を描きました。
詳しくはこちらをご覧ください。



『精霊の子供たち―チンパンジーの社会構造を探る』

西田利貞著 1973 筑摩書房

タンザニア、マハレにおける研究の初期の様子が詳細に描かれている。
現在絶版




『野生チンパンジー観察記』

西田利貞著 1981 中公新書

『精霊の子供たち』の続編とも言える。子守り行動やオオアリ釣りなどの記述が充実している。
現在絶版




『チンパンジーおもしろ観察記』

西田利貞著 1994 紀伊国屋書店

タンザニア、マハレでのチンパンジー研究の比較的新しい成果が分かりやすく書かれている。一般向け。
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『人間性はどこから来たか』

西田利貞 1999 京都大学学術出版会

チンパンジーの研究を長期にわたって継続してきた著者がヒトのさまざまな特徴を進化史的に探る。やや専門的。
Amazonへ(学術選書版)




『チンパンジーの社会』

西田利貞 2008 東方出版

著者へのインタヴューを本にしたもの。一般向け。
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『マハレのチンパンジー:《パンスロポロジー》の37年』

西田利貞, 上原重男, 川中健二 (編著) 2002 京都大学学術出版会

マハレでのチンパンジー研究の最新の論文集。やや専門的。私も執筆している。
Amazonへ




『チンパンジーの原野―野性の論理を求めて』

伊谷純一郎著 1993 平凡社ライブラリー

チンパンジーの原野で出会ったトングゥエの人々や野生動物の姿が生き生きと描かれている。
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『チンパンジーを追って』

伊谷純一郎著 1970 ちくま少年図書館

少年図書になっているが、レベルは高い。
現在絶版




『チンパンジー記』

伊谷純一郎編著 1978 講談社

初期のチンパンジー研究の論文集。やや専門的。
現在絶版




『チンパンジーのなかのヒト』

早木仁成著 1990 裳華房

挨拶や遊びなど社会的相互行為に焦点が絞られている。
現在絶版




『文化の起源を探る』

ウィリアム・マックグルー著 1996 中山書店

道具使用を始めとしたチンパンジーの物質文化についてじつに詳しくまとめた本。やや専門的。
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『ボッソウ村の人とチンパンジー―西アフリカ僻地の生態』

杉山幸丸著 1978 紀伊國屋書店

ボッソウでの調査の初期の頃を描いた本。
現在絶版




『野生チンパンジーの社会―人類進化への道すじ』

杉山幸丸著 1981 講談社現代新書


現在絶版




『政治をするサル―チンパンジーの権力と性』

フランス・ドゥヴァール著 1984 どうぶつ社

オランダのアーネム動物園のチンパンジーたちが繰り広げる人間顔負けの政治的駆引きを詳細に観察して記録した本。チンパンジーの社会的能力をみごとに描いている。ストーリー性もあって楽しめる。
Amazonへ(『チンパンジーの政治学』という題で再版)




『仲直り戦術』

フランス・ドゥヴァール著 1993 どうぶつ社

『政治をするサル』の続編ともいえる本。チンパンジー以外のサルについても出てくる。




『利己的なサル、他人を思いやるサル―モラルはなぜ生まれたのか』

フランス・ドゥヴァール著 1998 草思社




『サルとすし職人:<文化>と動物の行動学』

フランス・ドゥ・ヴァール著 2002 原書房

最近話題のチンパンジーの「文化」にも触れた本。今西錦司の再評価もなされている。私の仕事も引用されている。
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『あなたのなかのサル―霊長類学者が明かす「人間らしさ」の起源』

フランス・ドゥ・ヴァール著 2005 早川書房

ドゥ・ヴァールがチンパンジーとボノボの研究から人間について書いた本。
日本語の表紙の趣味が悪い。
Amazonへ




『限りなく人類に近い隣人が教えてくれたこと』

ロジャー・ファウツ、スティーブン・ミルズ著 2000 角川書店

手話を覚えたチンパンジーワショーとその仲間たちについての本。どれだけチンパンジーが我々に近い存在なのかを痛感させられる。
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『森の隣人』

ジェーン・グドール著 1973 平凡社

タンザニア、ゴンベ国立公園での調査初期のころを描いた本。多くの研究者がこの本を読んでチンパンジー研究を志した。一般向け。




『野生チンパンジーの世界』

ジェーン・グドール著 1990 ミネルヴァ書房

タンザニア、ゴンベ国立公園のチンパンジーについての百科事典的本。著者のチンパンジーを見る眼にはつねに感服させられる。やや専門的。




『心の窓』

ジェーン・グドール著 1994 どうぶつ社




『雑食化への道―野生チンパンジーの生態』

鈴木晃 1977 玉川大学出版部


現在絶版




『狩りをするサル』

クレイグ・スタンフォード著 2001 青土社

チンパンジーの狩猟肉食行動から、人類の進化における肉食の重要性を問い直す本。あまり読みやすい翻訳ではない。




『チンパンジーからみた世界』

松沢哲郎著 1991 東京大学出版会

やや専門的。




『チンパンジー・マインド』

松沢哲郎著 1991 岩波書店




『おかあさんになったアイ』

松沢哲郎著 2001 講談社

テレビでもすっかりおなじみになった霊長類研究所のアイとその子供アユムについての本。一般向け。




『チンパンジーが話せたら』

ジェリー・ギル著 1998 翔泳社



霊長類全般(チンパンジーも含まれる)



『人間性の起源と進化』

西田正規、北村光二、山極寿一 編著 2003 昭和堂

ヒト屋とサル屋が集まって執筆した論文集。やや専門的。私も執筆している。表紙の絵も私が描いた。
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『霊長類を学ぶ人のために』

西田利貞、上原重男編 1999 世界思想社

若手から中堅の研究者が各章を担当している霊長類社会生態学への入門書。
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『サルの文化誌』

西田利貞、伊沢紘生、加納隆至編 1991 平凡社

さまざまな霊長類についての論文集。やや専門的。




『サルの百科』

杉山幸丸編 1996 データハウス

サルの図鑑
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『サル学の現在』

立花隆著 1991 平凡社




『霊長類生態学―環境と行動のダイナミズム』

杉山幸丸編著 2000 京都大学学術出版会


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英語の本



Mahale Chimpanzees: 50 Years of Research.

Nakamura, M., Hosaka, K., Itoh, N., Zamma, K. (eds.) 2015 Cambridge University Press, Cambridge.

50年間のマハレのチンパンジー研究の成果をまとめた論文集。




The Chimpanzees of the Mahale Mountains:
Sexual and Life History Strategies.

Nishida, T. (ed.) 1990 University of Tokyo Press, Tokyo

タンザニア、マハレのチンパンジーについての論文集。




Behavioural Diversity in Chimpanzees and Bonobos.

Boesch, C., Hohmann, G., Marchant, L. F. (eds.) 2002 Cambridge University Press, Cambridge

チンパンジーとボノボの行動多様性についての論文集。私も執筆している。
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The Cultured Chimpanzee: Reflections on Cultural Primatology.

McGrew, W. C. 2004 Cambridge University Press, Cambridge

チンパンジーの文化行動についての集大成。
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Great Ape Societies.

McGrew, W. C., Marchant, L. F., Nishida, T. (eds.) 1996 Cambridge University Press, Cambridge

大型類人猿についての論文集。
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Chimpanzee Cultures.

Wrangham, R. W., McGrew, W. C., de Waal, F. B. M., Heltne, P. G. (eds.) 1994 Harvard Univerisity Press, Cambridge, Mass.

チンパンジーについての論文集。
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The Chimpanzees of the Budongo Forest:
Ecology, Behaviour, and Conservation.

Reynolds, V. 2005 Oxford University Press, Oxford

ウガンダ、ブドンゴ森林のチンパンジーについてのまとまった本。
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The Chimpanzees of the Taï Forest: Behavioral Ecology and Evolution.

Boesch, C., Boesch-Achermann, H. 2000 Oxford University Press, Oxford

コートジボアール、タイ国立公園のチンパンジーについてのまとまった本。
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Demonic Males: Apes and the Origins of Human Violence.

Wrangham, R., Peterson, D. 1996 Houghton Mifflin Company, Boston

チンパンジーの攻撃性と暴力の進化についての本。
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