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Web の最新情報
このページは、Webサイトに追加された最新情報をお知らせします。このWebサイトを以前に訪れたことがあり、変更された内容を知りたい場合は、まずこのページをご覧ください。
2004年11月より弊社はコングロマリット京都大学のフランチャイズ店となり、2015年8月からはおかげさまでこれまでの営業成績により優良店と認定されるに至り、店名を「中川尚史 “ふつう”のサル(の)学研究室」と改めました。また、2011年3月より、弊社としては初めて、東日本大震災被災者支援活動という、教育研究啓蒙活動以外の社会貢献活動を始めました。詳しくは、「サービス(研究教育啓蒙)」ページ、ならびに『キヨシロウ金華山震災支援グループ』HPをご覧ください。
なお、 弊社製品(出版物)のうち、直近7ヵ年の2015~2021年度の出版物を紹介しておきます。
下線部をクリックすれば、要旨と解説がご覧になれます。
- Nakagawa, N., Matsubara, M., Shimooka, Y., Nishikawa, M. Embracing in a wild group of Yakushima Macaques (Macaca fuscata yakui) as an example of social customs. Current Anthropology, 56: 104-118, 2015.
- 中川尚史.書評『野生動物管理のためのフィールド調査法ー哺乳類の痕跡判定からデータ解析まで』.霊長類研究,31:75-78,2015.
- 中川尚史.『"ふつう"のサルが語るヒトの起源と進化』,ぷねうま舎,東京,2015.https://www.pneumasha.com/2015/10/13/%E3%81%B5%E3%81%A4%E3%81%86-%E3%81%AE%E3%82%B5%E3%83%AB%E3%81%8C%E8%AA%9E%E3%82%8B%E3%83%92%E3%83%88%E3%81%AE%E8%B5%B7%E6%BA%90%E3%81%A8%E9%80%B2%E5%8C%96/
- 中川尚史.書評『ニホンカモシカー行動と生態(落合啓二著)』.霊長類研究,32:73-75,2016.
- 中川尚史.書評『自然がほほえむとき(伊沢紘生,松岡史朗著)』.しんぶん赤旗,2016.10.30.
- 中川尚史.”ふつう”のサルとヒトの平行進化―類人猿からは見えてこない人類進化論』.現代思想,44: 63-75.
- Nakagawa, N. "Sugiyama Yukimaru" International Encyclopedia of Primatoloogy (ed. Agustin Fuentes), Wiley-Blackwell, 2017.
- 『霊長類研究』第14期編集委員.『霊長類研究』の今後について.霊長類研究,33:43-44,2017.
- 辻大和,中川尚史(編著).『日本のサル―哺乳類学としてのニホンザル研究』,東京大学出版会,東京,2017. http://www.utp.or.jp/book/b307471.html
- 中川尚史 (監修).『サルってさいこう!』(オーウェン・デイビー作,越智典子訳),偕成社,東京,2017.
- 中川尚史.書評『サルってさいこう!』(オーウェン・デイビー作,越智典子訳).霊長類研究,33:106-107, 2017.
- 中川尚史.『霊長類研究』の研究(新版).霊長類研究,33:59-68, 2017.
- 中川尚史.巻頭言.霊長類研究,35:69-71, 2019.
- 中川尚史.巻頭言.霊長類研究, 36: 1, 2020.
- 中川尚史.現生霊長類の群れが生存できる環境を推定するモデルからアルディピテクス・ラミダスの生息環境を探る.『極限 人類社会の進化』、pp.505--531, 2020.
- 中川尚史.巻頭言.霊長類研究, 36: 21-22, 2020.
- 中川尚史.映像アーカイブを用いたニホンザルにおける稀にしか見られない行動に関するアンケート調査報告:個体群の文化的変異に焦点を当てて.霊長類研究,37: 17-34, 2021.
- Nakagawa, N. Observation and publication of infrequently observed behavior. Primates 62(4): 549-554, 2021
- Nakagawa, N. A last eulogy for Prof. Kawai by his last student. Primates 62(5): 677-678, 2021.
- 中川尚史.巻頭言.霊長類研究, 37: 1-3, 2021.
- 中川尚史.巻頭言.霊長類研究, 37: 143, 2021.
- 中川尚史.肩書しか比肩できるものがない末席の弟子から.霊長類研究37: 207-210, 2021
学会・研究会等の発表
弊社はコングロマリット京都大学のフランチャイズ店となった2004年11月前後から,これまでの弊社の主力製品であった「採食生態学」からは徐々に撤退し,「社会生態学」,「人類進化論」へ主力製品を移行させつつあります。本Webサイトでは,学会・研究会などでの発表は未完成の製品であるとの認識からこれまで掲載の対象にしてきませんでしたが,大きな方針転換があったにも関わらず,出版物だけでは最近の弊社の活動状況が見えにくい状況になっておりました。そこで最近の活動を紹介する意味で,今後は当該年度から遡ること5ヵ年の発表のみ,この最新情報のページに掲載することにいたしました。以下,2015~2021年度の発表です。
- 中川尚史.ニホンザルの行動の地域変異研究―新展開に向けて―.京都大学霊長類研究所共同利用研究会『ニホンザル研究のこれまでと、今後の展開を考える』.2015年10月.
- 中川尚史.ニホンザルの社会構造の個体群間変異.第32回日本霊長類学会大会自由集会『ニホンザルにおける社会構造の個体群間変異と社会性の個体間変異:その遺伝的背景を探る(中川尚史,村山美穂企画)』.2016年7月.
- 中川尚史.初期人類の重層社会についての新説:霊長類学の立場から.第32回日本霊長類学会大会自由集会『人類を含む霊長類の重層社会の形成をめぐって(河合香吏企画)』.2016年7月.
- 井上英治,山田一憲,大西賢治,中川尚史,横山慧,西川真理,井上-村山美穂.なぜニホンザルの寛容性に地域差がみられるのか?-遺伝的多様性が示唆するもの.日本霊長類学会第32回大会.2016年7月.
- 中川尚史.企画趣旨.日本哺乳類学会2016年度大会自由集会『申年記念企画:若手サル学者によるニホンザルの行動研究』.2016年9月.
- 中川尚史,村山美穂.ニホンザルにおける社会構造の個体群間変異:その遺伝的背景を探る.第8回遺伝子の窓から研究会.2016年12月.
- Nakagawa N: Similar but different: A comparative view on Laboratory and Japanese macaques. The 50th Anniversary Symposium of KUPRI: Past, present and future of primatology. January, 2017.
- 中川尚史.パタスモンキーの食性と長肢化.京都大学霊長類研究所共同利用研究会『霊長類の食性の進化(半谷吾郎企画)』.2017年12月.
- 中川尚史.霊長類が群れで生存できる極限の環境.人類社会の進化的基盤研究『生存・環境・極限』第5回研究会(河合香吏企画).2017年3月.
- 中川尚史. 『霊長類研究』の研究(第2版).第33回日本霊長類学会大会.2017年7月.
- 井上英治,小島梨紗,山田一憲,大西賢治,中川尚史,村山美穂. ニホンザルのCOMT遺伝子の地域差と寛容性との関連.行動2017(日本動物行動関連学会・研究会合同大会.2017年8月.
- 中川尚史.パネラー自己紹介.日本哺乳類学会2017年度大会企画シンポミウム『次代の若手研究者・学生が目指すべき道~哺乳類学の先輩と語ろう~」.2017年9月.
- 川本芳ほか,和歌山タイワンザルワーキンググループ.和歌山で野生化したタイワンザルの群れの根絶.第62回プリマーテス研究会.2018年1月.
- 中川尚史.金華山島のニホンザルにおける抱擁行動パタンの変異とその代替行動.第34回日本霊長類学会大会.2018年7月.
- 澤田晶子,西川真理,中川尚史.屋久島におけるニホンザルとニホンジカの異種間交渉.第34回日本霊長類学会大会.2018年7月
- 井上英治,小島梨紗,山田一憲,大西賢治,中川尚史,村山美穂. マカカ属の寛容性とCOMT遺伝子の変異の関連.第34回日本霊長類学会大会.2018年7月.
- 白井啓ほか,和歌山タイワンザルワーキンググループ.和歌山におけるタイワンザルの群れ根絶の達成.第34回日本霊長類学会大会.2018年7月
- Nakagawa N, Hikida K: Changes observed across generations in the frequency of a social customary behavior in Japanese macaques (Macaca fuscata). XXXVIIth Congress of the International Primatological Society. August, 2018.
- 中川尚史.金華山島のニホンザルで見られる複合感覚信号としての抱擁行動.第37回日本動物行動学会大会.2018年9月.
- 中川尚史.サルの行動から人類の起源と進化を探る.第72回国立病院総合医学会特別講演.2019年11月.
- 中川尚史.ヒト以外の霊長類における寛容性社会とその関連行動形質の進化.「社会性の起原―ホミニゼーションをめぐって」第2回研究会.2019年2月.
- 中川尚史,疋田研一郎.ニホンザルにおいて観察された社会的慣習の世代を超えた頻度の変遷.第35回日本霊長類学会大会.2019年7月.
- 中川尚史.霊長類の社会的慣習:ニホンザルの抱擁行動.日本動物学会第90回大阪大会シンポジウム「エソロジー(動物行動学)の新展開」.2019年9月.
- 中川尚史.ヒトを含む霊長類における寛容性社会とその関連行動形質の進化.『社会性の起原と進化:人類学と霊長類学の協働に基づく人類進化理論の新開拓』立ち上げ(キックオフ)シンポジウム.2019年11月.
- 澤田晶子,西川真理,中川尚史.Is that really sexual? Deer-riding behavior by monkeys in Yakushima.日本生態学会第68回大会.2021年3月.
- 中川尚史,半沢真帆,澤田晶子,藤田志歩,田伏良幸,杉浦秀樹.屋久島のニホンザルにおける抱擁行動の文化的群間変異.第37回日本霊長類学会大会.2021年7月
- 中川尚史.ニホンザルの抱擁行動:屋久島での群間変異と金華山での長期変化.「社会性の起原と進化」2021年度第10回研究会.2021年7月
最近の紹介記事、番組
- ニホンザルのあいさつ おらが山では,朝日新聞,2015年2月11日(朝刊)
- ニホンザル平和の知恵 ハグでけんか回避,毎日新聞,2015年2月11日(朝刊)
- ニホンザルご当地あいさつ,読売新聞,2015年2月11日(朝刊)
- ニホンザルのハグ 地域のスタイル,産経新聞,2015年2月11日(朝刊)
- ハグで仲良しニホンザルも,日経新聞,2015年2月11日(朝刊)
- ニホンザルに「ご当地ハグ」 京大・中京大 地域差を初確認,中日新聞,2015年2月11日(朝刊)
- サルの「ハグ」にお国柄,京都新聞,2015年2月11日(朝刊)
- サルの「抱き合い」に地域差 異なる文化か、京大確認,共同通信,2015年2月11日12時6分
- 京大、ニホンザルでは初めて社会的習慣を発見,財経新聞,2015年2月12日13時3分配信
- ニホンザルの「ハグ」で地域差=宮城と鹿児島で観察―京大,時事通信,2015年2月10日19時26分配信
- NHK18時ニュース(京都・大阪のみ),2015年2月10日
- NHKニュース9,2015年2月10日
- 日本テレビ ヒルナンデス!,2015年2月11日
- 読売テレビ 情報ライブミヤネ屋,2015年2月11日
- 日本テレビ スッキリ!!,2015年2月12日
- TBSテレビ ひるおび!,2015年2月12日
- 東海テレビ スーパーニュース,2015年2月12日
- テレビ朝日報道ステーション,2015年2月12日
- 東京FMクロノス,2015年2月17日8時~
- NHK大阪 関西ラジオワイド,2015年3月2日17時20分~
- NHK大阪 関西発ラジオ深夜便 明日へのことば,2015年6月15日
- 日本テレビ 世界一受けたい授業,2015年9月26日
- NHK第一 かんさい土曜ほっとタイム,2016年3月5日 14:05-14:55
- NHK第一 かんさい土曜ほっとタイム,2017年5月20日 14:05-14:55(再放送)
- Bayfm 78 Love OUr Bay, 2018年6月11-14日 11:53-11:59
- 京大生物学映像ネット公開 サル団子や細胞など258点.読売新聞,2018年6月15日(朝刊)
- 多彩な生物画像で 京大がサイト開設 無償で利用可能.京都新聞,2018年6月15日(朝刊)
- 生物学の映像アーカイブを公開 京大 KBS京都,2018年6月16日 ニュース(18:00)
- 京大の生物研究 動画公開 キュー・チューブ・バイオ 有効活用へ開設.朝日新聞,2018年11月15日(朝刊)
- 交雑種が問う 人間の功罪 (考えるサル 日本霊長類学70年).京都新聞,2018年12月2日(朝刊)